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PhotoshopやPremiereも使える入門機にうってつけの1台

普通のノートでタッチ付き!Win8が使いやすい東芝dynabook「T642」

2013年01月28日 15時30分更新

文● 真島 颯一郎 写真●篠原孝志(パシャ)

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ソフトが超充実で、お値打ち感高し!

 「dynabook Satellite T642」には「Office Home and Business 2010」が標準搭載されている。「PowerPoint」も同梱されているパッケージで、ビジネスでの用途にもしっかりと対応可能だ。

 それに加えて、「dynabook Satellite T642」にはアドビ システムズ社製の画像編集ソフト「Photoshop Elements 10」、同じく動画編集ソフト「Premiere Elements 10」のインストールDVDも付属している。2本とも2011年発売と、シリーズの最新バージョンではないものの、いずれも改めて買おうと思えば、現時点でも1万円以上はするソフト。Officeの搭載も含めて、リーズナブルな本体価格の割には付属ソフトがかなり充実している印象で、その点でのお買い得感はかなり高い。

Premiere Elements 10を用いて、デジビデなどで撮影したムービーの編集が可能だ

 そのほか、PC初心者向けのナビ機能が充実しているところも、東芝ならではの心遣い。特に、お目当てのデスクトップアプリを素早く探し出せる「デスクトップアプリメニュー」は心強い。新OS導入により基本的な操作感が一新されているだけに、お役立ちに感じるユーザーは多いかもしれない。

従来OSのスタートメニューと同じ感覚で、アプリを起動できる「デスクトップアプリメニュー」

動画編集もさほど苦にならない性能

 「dynabook Satellite T642」を実際に扱っての操作感だが、CPUにCore i5、またメモリは4GB搭載と、ホームノートPCとしては十分な性能を誇るだけに、いたって上々。動画サイトのムービーもストレスなく視聴できるし、付属のAdobe Premiere Elements 10による動画編集も、レスポンスは予想以上に軽快だ。

 ちなみに「Windows エクスペリエンス インデックス」および「PCMark7」「CINEBENCH」といったベンチソフトを試してみたところ、結果のほうは以下の通りとなった。「Windows エクスペリエンス インデックス」に見られるグラフィックスの低さは、同程度のスペックを持つほかのマシンでも、おおむね同じような傾向が見られるし、実際の印象としてあまり気にならないレベル。

 ただ、オンラインゲームのベンチマークを試したところ、こちらはやや映像がカクつく感じになった。「簡単な動画編集」と「オンラインゲーム」の間あたりが、ストレスを感じることなくできる作業の境界線といえそうだ。

「Windows エクスペリエンス インデックス」の結果。グラフィックス以外は、まずまずのハイスコアをマーク

「PCMark7」(右)と「CINEBENCH」(左)の結果は以下の通り。スペックを考えれば妥当な結果だろう

 一方でバッテリーの持ち具合であるが、「BBench」を用いてチェック。「10秒ごとに10文字のキー入力」「輝度は最大」「動画をエンドレスで再生」という、電力を相当消費する状況下で、バッテリーの持ち時間を計測してみたところ、結果は約3時間54分稼働した。午前中は事務所で作業し、午後の数件、顧客を訪問するといった感じなら、問題なく使えるだろう。



東芝ダイレクト

(次ページ、「用途が広く、入門機にピッタリな1台」に続く)


 

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