1月25日、NTTデータとNECはオープンソースソフトウェア(OSS)の運用管理における可用性強化を図るべく、両社のソフトウェアの連携を発表した。NECの高可用性ソフトウェア「CLUSTERPRO」とNTTデータの運用管理ツール「Hinemos」を連携させることで、障害発生時でも監視やジョブ実行を継続的に行なえるようになるという。
具体的には、Hinemosマネージャが動作する運用管理サーバーを、CLUSTERPROの共有ディスク方式でHAクラスター化する。これにより、Hinemosマネージャが稼動しているサーバーで障害が発生しても、待機系サーバーでHinemosマネージャの動作を継続する。また、監視対象となる業務サーバーもCLUSTERPROでHA化することで、障害時には待機系サーバーのHinemosエージェントによって、ジョブ実行や監視処理を実行する。
連携に関する技術支援サービス(構築・運用手順書や管理用スクリプトの提供など)は、2013年2月1日より提供開始される。