2048x1536ドットの“Retinaディスプレー”とクアッドコアCPUを搭載する、ハイエンドな中国ONDA製の9.7型タブレット「V972 QuadCore」が東映無線ラジオデパート店に入荷している。販売価格は2万4380円だ。
クアッドコアCPUとiPadに匹敵する“Retinaディスプレー”を併せ持つ、最高峰の中華タブレットが販売中だ。同様の高解像度液晶を搭載する製品では、初のクアッドコアCPUモデルとなる。
また、これまでも2048x1536ドットのRetinaディスプレー採用モデルはいくつかあったものの、いずれも通常モードと高解像度モードを必要に応じて切り替えるという製品だった。その点、今回登場のV972 QuadCoreはGPUに高性能な「PowerVR SGX544 MP2」を採用するほか、RAMとROMをデュアルチャンネル仕様にすることで帯域を確保。モード切り替えなしの“ネイティブ動作”でRetinaディスプレー同等の高解像度表示を実現している。動作の追随性も十分で、速度面での不安もなさそうだ。
CPUはクアッドコアの「AllWinner A31 1GHz」(Cortex-A7)、DDR3 2GBの大容量メモリー(RAM)を搭載する。内蔵ストレージ容量は16GBで、外部ストレージは最大32GBのmicroSDHCに対応する。OSはAndroid 4.1。
ボディや操作ボタンは全金属製という高級感ある仕上がりで、さすがはハイエンドモデルといったところ。2万円半ばの価格も性能を考えれば格安。高性能でキレイな液晶を搭載するタブレットを探している人には注目のモデルになるだろう。
本体サイズは幅242.6×奥行き187.5×高さ9.8mmで、重量は649g。バッテリー容量は8000mAh。フロントに200万画素、リアに500万画素のカメラを実装、通信機能はIEEE 802.11b/g/nの無線LANをサポートする。
