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業界人の《ことば》から 第24回

レノボ・ジャパン 渡辺朱美社長:

為替変動はコスト高に直結、同じ発想のビジネスは成立しない

2013年01月29日 09時00分更新

文● 大河原克行

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デフレにならない、付加価値モデルの投入に意欲

 渡辺社長が率いるレノボ・ジャパンも、2013年は、積極的な付加価値モデルの投入に取り組んでいく姿勢をみせる。

 渡辺社長は、「2013年のレノボ・ジャパンは、革新性とデザインの追求とともに、企業向けタブレットにフォーカスを当てていく。革新性とデザインという観点では、ThinkPad X1 Carbonの好調ぶりに続き、ThinkPadの流れを汲むThinkPad Tablet 2も予想を遙かに上回る受注を得ている。さらに、CESで注目を集めた、ディスプレイ部を取り外すことができるThinkPad X1 Helixは、日本でも近々発表する予定である」などと語る。

 付加価値製品の提案によるデフレ脱却を、レノボ・ジャパンが率先して展開する姿勢を強調してみせていたのが印象的だった。

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