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EMCとIDCがビッグデータ時代の最新動向を披露

2020年は40ZB!デジタル・ユニバースの未来とは?

2013年01月25日 06時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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1月24日、EMCジャパンはビッグデータ時代を予見した「デジタル・ユニバース」に関する記者発表会を開催した。発表会では調査会社IDCのデイヴィッド・レインセル氏が、2020年に40ZBに増大すると言われるデジタル・ユニバースの現状について解説した。

機械由来のデータが促進するビッグデータ

 「デジタル・ユニバース」とは、ビッグデータを捉えた調査・研究で、2006年からEMCとIDCが進めているプロジェクトになる。質や量とともに大きな変化や増加を遂げるビッグデータの現象を、客観的に分析、考察、予測するのが目的だ。

 発表会では、今回で6回目となる研究について、IDC ストレージ、半導体、GRC、価格リサーチグループ担当 グループバイスプレジデントのデイヴィッド・レインセル氏が説明した。

IDC ストレージ、半導体、GRC、価格リサーチグループ担当 グループバイスプレジデントのデイヴィッド・レインセル氏

 まずはデータの増加とそのペースだ。レインセル氏は、「2020年までに40ZBになる。これは地球上のすべての人が、毎秒1.7MBというスピードで情報を作ることになる」と述べ、予想を超えるスピードでデータが増えていることがわかる。

2020年までに40ZBに拡大するペース

 その原動力となるのは、人ではなく、センサーを中心にした機械由来のデータ。2005年は11%に過ぎないが、2020年には40%に成長するという。「CESでも人体にセンサーを付けて、さまざまな値を測定できるというデモが多く見られた」(レインセル氏)。IDCでは、こうした機械由来のデータは、2020年までにリアルタイムもしくは自動で生成されることになると見ている。

センサーなどに由来するマシンデータが拡大する

 また、ビッグデータで有効と思われるデータは、これらのうち23%になるという。しかし、現状ではこのうち実際に分析されているデータは0.5%に過ぎず、ここに大きなギャップが存在する。セキュリティに関しても課題があり、「現状は保護されるべきデータのうち、半分しか保護されていない。保護されるべき情報はデジタルユニバースの伸びよりも大きい」と話す。

 しかし、「コンピューターの処理能力が向上し、データに付随するメタデータが増えることで、ビッグデータの解析はよりやりやすくなっている」とのことで、今後はビッグデータとして利用が促進されるとの見込みを示した。レインセル氏は、こうした現象に対し、企業は階層化管理や圧縮、アーカイブなどを活用し、より効率的にデータを扱う必要があるとまとめた。

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