電撃が総力をあげて贈る合同コミック新人賞「第14回電撃コミックグランプリ」の贈呈式が、都内のホテルにて開催された。応募総数は過去最高の329作品（第13回は324作品）で、2年ぶりとなるグランプリと各受賞作品が決定した。
第14回電撃コミックグランプリの受賞者たち
- 【少年マンガ部門】
- 【グランプリ】「THREAD」青インク（28歳）
【準グランプリ】「DAKINI」sigama（25歳）
【優秀賞】「これが僕の正義だ」水口 十（年齢非公開）
【奨励賞】「十字路☆コントラクト！」相生青唯（22歳）
「MASTER PiecE」梅干（24歳）
（※奨励賞は第14回選考中に設けられた賞） - 【少女マンガ部門】
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【準グランプリ】「月下のユウウツ王子」西生まこ（21歳）
（※グランプリおよび優秀賞は該当作品なし） - 【青年マンガ部門】
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【準グランプリ】「ゲスいよ！ 花村さん」木箱キユ（20歳）
【優秀賞】「スリーパーホールド」ゆつき（30歳）
「魔法少女ルリカと上原一家」A佐野（27歳）
（※グランプリは該当作品なし）
（※敬称略）
開催の挨拶と作品の感想を述べた塚田正晃代表取締役社長
開催の挨拶として、アスキー・メディアワークスの塚田正晃代表取締役社長から「アスキー・メディアワークスの電撃ブランドは昨年20周年を迎えました。電撃ブランドを期待していただいている読者の皆様を裏切らないように日々一生懸命新しいものを作ろうというなかで、電撃コミックグランプリもその大きな力になっています。受賞された皆さん、今日から我々の仲間として電撃を愛してくれる読者の方の期待を一心に受けて新しい作品を作っていくスタート地点です。まずは、日本中の人たちから注目してもらえるところに立ったと自覚していただいて、このチャンスに自分を磨いて新しい作品を作っていただければ。そのために、弊社社員一同心を込めて皆さんと向き合って良い作品をこれから一緒に作っていくことを会社として誓います」と、これから漫画家として羽ばたく受賞者たちに激励の言葉を述べた。
完成度が高く、構図の取り方一つとっても作画力の高さを感じさせた、少年マンガ部門でグランプリに輝いた「THREAD」
グランプリを受賞した青インクさんには、正賞のトロフィーと副賞200万円、作品連載＆コミックス化権が贈られた
描き込みによって雰囲気が良く作られており、時風にあった魅力もある、少年マンガ部門準グランプリの「DAKINI」
準グランプリを受賞したsigamaさんには、正賞のトロフィーと副賞50万円、作品掲載権が贈られた
定番から微妙にズレているところが逆に魅力と評価された、少女マンガ部門準グランプリ「月下のユウウツ王子」
準グランプリを受賞した西生まこさんにも、正賞のトロフィーと副賞50万円、作品掲載権が贈られた
この先の展開はどうなるのかというワクワク感が強かったと講評を受けた、青年マンガ部門準グランプリ「ゲスいよ！ 花村さん」
準グランプリを受賞した木箱キユさんには、正賞のトロフィーと副賞50万円、作品掲載権が贈られた
15回目の公募もすでに募集中！
次回である15回目も現在公式サイトにて公募がスタートしている。グランプリに選ばれれば賞金200万円と作品連載＆コミックス化権、準グランプリでも賞金50万円と作品掲載権が与えられる。応募締切は2013年9月26日（当日消印有効）だ。未来の漫画家への切符をぜひともつかみとっていただきたい！
第15回電撃コミックグランプリは、9月26日まで絶賛公募受付中！
