このページの本文へ

ビジネスに効くFacebook作成講座 第3回

知るべきFacebookページの反応率を上げるテクニック!

2013年01月22日 10時00分更新

文● (株)コムニコ 林雅之

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

反応率が高い投稿とはどんなものか

 どちらのルートを通るとしても、まずはベースアップして反応率を上げていかなければなりません。そのための重要なTIPSがあるはず、ということで、どんな投稿の反応率が高いのかを分析してみました。

 まず、画像の投稿です。これまでも、画像の投稿は反応率がいいということは言われてきていて、それが本当なのかと調べてみたら、やはり本当でした。画像の投稿の反応率は通常の5倍高く、さらに反応率が上位約10%の投稿を集めてみると、94%が画像投稿でした。逆に、動画投稿に対する反応率は薄いです。人が関心をもつFacebookページ作りでやらないといけないのは、画像投稿だと言えます。

画像は目に入った瞬間目を引きやすいので、やはり反応率は高くなる

 Facebook社の人と話したときにもこの話題になったのですが、スピーディーに「いいね!」を押したくなるような投稿でないといけない。「いいね!」をクリックするまでの判断に時間がかかるようになってしまうようではいけない、ということはアメリカでも言われているそうです。

 最近は、投稿する画像をいかに工夫して、自社のブランドに結び付けていくかという戦いになってきています。といっても、自社の製品やサービスにまったく関連のないような画像を投稿し続けても、果たしてそれがビジネスにつながっているのかと言えば、難しいところです。

ワードで反応は変わるのか

 次に、テキストに注目してみましょう。ワード(単語)で反応率はどう違うのかを見てみると、反応率の高いワードと低いワードというのが明確に出てきました。

 反応率が高い投稿には、食べ物関係に偏っている感じになっていますが、これは調査した期間中に、食品メーカーなどが投稿を頑張っていた可能性があります。いずれにしても、情緒に訴えるようなワードを使った投稿は反応率が高いものでした。いっぽうで反応率が低いのは、リリース、宣伝、企業、何周年、といった宣伝、告知系のワードでした。

ユーザーの立場からすれば、いかにも宣伝や告知であるといった投稿内容には反応が薄くなるのも理解できるだろう

カテゴリートップへ

この連載の記事

アスキー・ビジネスセレクション

ASCII.jp ビジネスヘッドライン

ピックアップ