このページの本文へ

知識がなくてもカンタンで、更新もラクにできるウェブ制作ソフト

ファンも仕事も増える?WebサイトをBiND6で手軽に作成

2013年01月31日 11時00分更新

文● 西牧裕太/ASCII.jp編集部 協力●立川譲 撮影●小林伸

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

更新を考えると思わず渋い顔に

立川譲のこだわり(4)

 「とにかく更新が面倒なんですよね…。どこにいてもカンタンに更新できたらいいのに!」

 ゆっくりと腰を据えてサイトの更新ができないと思うので、PC以外からも更新できればいいんですが。特にアニメの制作時期は忙しくて…。

ポイント⑤
更新はスマホやタブレットでできる機能もあるぞ!

 BiND6にはスマホやタブレットを使って更新できる機能がある。更新自体もブログのように画面にテキストや写真を挿入するだけ。それが「BiND for WordPress」というWordPressと連携する機能だ。

 WordPress専用のテンプレートを使えば、更新の度にBiND6を立ち上げて、サイトの編集をする必要はない。さらに、PCだけでなく、BiND6がインストールされていないタブレットやスマホでも更新ができる。

ブログをやったことがある人にはお馴染みの画面。特に難しいUIではないので、不慣れな人もすぐに更新できる

 実際利用してみると、更新する内容さえ決まっていれば作業自体は5分ほどで終わる。写真の掲載も、ファイルを選んで位置を調整すればオーケーだ。必要ならキャプションも付けられる。更新に使うデバイスはスマホでもいいが、より大画面なタブレットでの更新をオススメしたい。

思わず「サイト作ったことないんですよね?」と言ってしまいそうなほど慣れた感じで更新し始める

 またブログサイトにありがちなダサいレイアウトも、BiND6のWordPressテンプレートなら回避できる。レイアウトの変更も自由にできるので、いくらでもオシャレなサイト作りが可能だ。○○ブログ、のような借りモノとはまったく違う、オリジナリティー溢れるブログができあがる。立川さんのような、忙しいクリエイターにうってつけの機能と言えるだろう。

【ステップアップ】
Photoshopいらずの画像編集ツール「SiGN Pro」もあるぞ!

ソフトに同梱されているからと言って侮るなかれ。かなり本格的な画像編集ができるぞ!

 ウェブサイトというものは、ちょっとした工夫で見え方がかなり変わるもの。たとえば、サイト画面左上にカッコいいロゴがあれば、途端にクリエイターが作ったサイトに見えるだろう。

 しかし、ロゴが作れるような画像編集ソフトを持っている人はそう多くはないはず。そんなときに使えるのが、BiND6に入っている画像編集ツール「SiGN Pro(サイン・プロ)」だ。

 画像編集をしたことがない人でも、ツールに用意されているテンプレートから画像を作成・編集ができる。写真素材の編集も、サイズの設定、テキストの配置、複数の写真を重ねて合成写真を作るなどができ、かなり応用が利くツールだ。画像やテキストにかける、鏡面反射やシャドーなどのエフェクトも充実している。

 サイト内の背景画面はもちろん、オリジナルなボタンやバナーなどを作ってサイトに載せればかなりカッコいいサイトなる。

【ステップアップ】
写真をもっと目立たせたいなら「SHiFT」を使ってスライドショーに!

使い方がとてもカンタン。素材さえあれば10分程度で作れてしまう

 1ページの中で写真を数枚見せたい場合、美しく並べてレイアウトして見せる方法もアリだ。だが、ここはひとつスライドショーにして変化をつけてみてはどうだろうか。

 本来サイトに入れるのが難しいスライドショーも、BiND6に搭載されている「SHiFT(シフト)」ならすぐに作れる。写真を用意して、スライドのエフェクトを選んで、掲載する場所を決める。この3つのステップで完成だ。

 スライドにはコメントも付けられ、リンクも貼れる。サイズを調整すれば、リッチなバナーにもなる。スライドのエフェクトも横に動くシンプルなものから、画像が四角いカードのように区切られ、裏返るようにしてスライドするものまで40種類以上ある。サイトにインパクトが欲しい場合はぜひ使いたい。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン