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【2013年1月版】iPhone 5は機種変、MNP、どれが得なの?

2013年01月20日 15時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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au版iPhoneユーザーの
iPhone 5への移行はどうなる?

au→auでは月額料金は基本的に変わらない

 au版iPhone 4Sユーザーの場合、2012年1月31日まで提供されていた「ISフラット iPhone スタートキャンペーン」の対象であればパケット定額は月4980円、それ以降のユーザーだと月5460円だ。

  au版iPhone 4S
ユーザー
au版iPhone 5に
機種変更
SB版iPhone 5にMNP
基本使用料 プランZシンプル LTEプラン+誰でも割 ホワイトプラン(i)
980円 980円 0円(最大2年)
ISP料金 IS NET LTE NET S!ベーシックパック(i)
315円 315円 315円
パケット定額 ISフラット LTEフラット パケット定額 for 4G LTE
5460円/4980円 5460円
(7GBまで、最大2年)
5460円
合計 6755円/6275円 6755円 5775円
その他コスト   3150円
(契約変更事務手数料)
実質本体代金が
+9360円
1万5225円
(契約解除料など)

 後者の例で見ると、LTEに対応したau版iPhone 5に機種変更した場合でもパケット定額の金額は2年間は変わらない(前者の場合は480円プラス)。

au版iPhone 5では無料通話分を含むプランは
選択できないのが痛い!

 au版iPhone 4S→au版iPhone 5の機種変更で問題になるのは、選択できる基本プランの種類だ。

 従来のauは、1~21時のau宛通話が無料になる「プランZシンプル」、無料通話分を含まない「プランEシンプル」、無料通話分を含み、通話料も異なる「プランSSシンプル」「プランSシンプル」「プランMシンプル」など、多様なプランがあり、しかも自由にプランを変更できるのが大きなメリットだった。

 ところが、iPhone 5では「LTEプラン」しか選択できない。「LTEプラン」は1~21時のau宛通話が無料になるが、無料通話分は含まれない。たとえば会社の固定電話に短時間の電話がほとんどといったユーザーには、不適なプランである。従来の料金プランに魅力を感じていたauユーザーは、当面iPhone 5に機種変更しないという選択肢もありえるだろう。

自由に選べる基本プランが、auスマートフォンの魅力でもあったのだが、なんとも残念な変更だ

ソフトバンク版iPhone 5にMNPで移行は
ソフトバンク→auのケースとほぼ同じ金額

 au版iPhone 4Sから、ソフトバンク版iPhone 5にMNPで移行するケースだが、キャンペーンの「スマホタダ割」により、基本使用料が最大2年間無料になるのは、ソフトバンク→auと同様。契約事務手数料(3150円)、MNP転出手数料(2100円)に加えて、2年契約が前提としたプラン(「誰でも割」など)に加入していた場合にかかる契約解除料(9975円)まで金額も同じである。

 ただし、スマホタダ割はさらにソフトバンクポイントが最大5280ポイント(220ポイント×24回)付くというメリットもあるほか、基本使用料2年間無料+ソフトバンクポイント5280ポイントの代わりに、「iPad mini Wi-Fiモデル 16GB」版の実質負担額を0円で入手するという選択も可能だ。詳しくはこちらでチェックしてほしい。


 以上、非常に長い記事になってしまったが、iPhone 5を購入する上での参考になっただろうか。テザリング開始やソフトバンクによる12月のキャンペーン変更で、ソフトバンク/auはほぼ似通った内容で、若干ソフトバンクがオトクな部分もあるが、一方でauスマートバリューの適用範囲の広さはポイントになりそうだ。

 なお、冒頭にも述べたように、本記事で紹介したキャンペーン情報はいずれも基本的に今年1月31日までが期限となっている。継続されるものもあるだろうが、2月以降は春商戦向けに新キャンペーンの展開が予想できる。記事自体はそのタイミングで更新予定だ。


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