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【2013年1月版】iPhone 5は機種変、MNP、どれが得なの?

2013年01月20日 15時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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実質価格は同等だが、一括価格は異なる
機種変更時もau版はちょっと高め

 つづいては端末価格。これは発売当時からソフトバンク側に若干の変更が加わっている。12月にソフトバンクも機種変更時の月月割が減額され、新規契約(MNP)時の実質負担額は、16GBモデルが0円、32GBモデルが1万320円、64GBモデルが2万640円、機種変更時の実質負担額は、16GBモデルが9360円、32GBモデルが1万9680円、64GBモデルが3万円とauとソフトバンクで同じになっている。

 この実質価格は、最大24回発生する毎月の利用料金からの割引(ソフトバンク「月月割」、au「毎月割」)をフルに適用した場合であり、細かく見ていくと違いはある。

  ソフトバンク
新規/MNP 機種変更
16GB 32GB 64GB 16GB 32GB 64GB
端末総額 5万1360円 6万1680円 7万2000円 5万1360円 6万1680円 7万2000円
毎月割 5万1360円(2140円×24回) 4万2000円(1750円×24回)
実質価格 0円 1万320円 2万640円 9360円 1万9680円 3万円
  au
新規/MNP 機種変更
16GB 32GB 64GB 16GB 32GB 64GB
端末総額 6万1680円 7万2000円 8万2320円 6万1680円 7万2000円 8万2320円
毎月割 6万1680円(2570円×24回) 5万2320円(2180円×24回)
実質価格 0円 1万320円 2万640円 9360円 1万9680円 3万円

 具体的には端末代金の総額がau版のほうが高いのは大きなポイントと言えよう。早い時期にiPhone 5を購入するようなユーザーは、2013年のどこかで登場するであろう新型iPhone(iPhone 5S? iPhone 6?)が欲しくなる人も多いはず。だが、1年後に新型iPhoneに機種変更(もしくはMNPで新規契約)すると、iPhone 5分の「月月割」「毎月割」はそれ以降、適用されなくなってしまう。

 その際に有利なのが、端末自体の価格が約1万円安価なソフトバンク版だ。端末価格が安い代わりに「月月割」が少ない分、1年後に新型iPhoneに機種変更したとしても、支払総額は5000円程度(「月月割」と「毎月割」の差額の約1年分)、お得な計算となる。

「月月割」「毎月割」は途中で解約や機種変更をすると、適用がなくなってしまう。そのため、1年後に新型iPhoneに機種変更する可能性を考えると、最初から端末価格自体が安価なソフトバンク版が若干お得と言える


 すでにiPhoneを使っているユーザーが同キャリアで機種変更するか、MNPを用いてキャリアを移行するかで、どう料金が変わってくるかについては次ページ以降で解説していく。

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