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楽天市場、国際小口保冷輸送で海産物の海外販売開始

2013年01月18日 02時43分更新

記事提供:通販通信

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 楽天は1月17日、インターネットショッピングモール「楽天市場」の海外販売サービス「Rakuten Global Market」において、生鮮食品を新鮮な状態のまま保冷輸送する国際間小口保冷輸送を活用し、香港のユーザー向けに日本の楽天市場店舗が扱う海産物の海外販売サービスを開始した。

 同社では、2008年から「楽天市場」の海外販売サービス「Rakuten Global Market」 を開始した。しかし、生鮮食品は、新鮮な状態で日本から海外へ生鮮食品を宅配する配送ネットワークの障壁が高く、実現が難しい状況だった。

 同社は、全日空とヤマト運輸の沖縄国際物流ハブを利用したアジア圏における国際物流ネットワークと日本国内のネットワークをフル活用することで、国際間の保冷輸送を可能にし、生鮮食品の海外販売サービスの第一弾として、北海道のタラバガニ、福井県のズワイガニ、長崎県のアワビなどの商品を、日本の海産物への需要が高い香港の富裕層や日本人駐在員をターゲットに、旧正月のホリデーシーズンに合わせて販売を開始する。

 1月末までの注文分を、楽天物流が楽天市場店舗から取りまとめ、ヤマト運輸との連携により、香港まで一括で保冷輸送し、現地のクール宅急便で購入者へ宅配する。

 ■「香港向け 日本の海産物 国際間小口保冷輸送 概要」
http://event.rakuten.co.jp/borderless/event/food/seafood/)

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