このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

【情報更新】月1000円以下の激安データ通信SIMの疑問解決

2013年01月17日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Q7 100kbpsのような速度でも使い物になるものなの?

A7 使い方次第。パソコン向けのウェブサイトや動画を見るのはさすがにキツイ……。

 今回、通信速度が最大128kbpsのIIJmio「ミニマムスタート128プラン」でテストを行なったが、たとえばTwitterアプリで最新ツイートを更新するような使い方では、ほとんど違和感は感じなかった。また、Gmailも同期をオンにしていれば自動受信しているので、不便を感じることはない。

IIJmio「ミニマムスタート128プラン」は、公称の128kbpsより若干高速な数値がベンチマークテストでは出るが、とはいってもこの程度。ウェブや動画などには正直厳しい

 ただ、パソコン向けのウェブサイトを見るとなると話は別。「GALAXY NEXUS SC-04D」にIIJmioのSIMを装着して、ASCII.jpのトップページの表示に掛かった時間は約100秒。ドコモSIMだと10秒程度だったことを考えると実用的とはいいがたい。またYouTube動画の再生も途切れ途切れだ。ただ、Skypeの音声通話は音質は劣るものの、ほぼ問題なく会話できた。

 というわけで、100~200kbpsの速度では使い方に制限が生じると考えた方がいいだろう。ウェブやマップ、動画などを快適に使うには、Q2でも紹介した通信速度の制限解除オプションを利用するか、最初からより高速なプランを選択すべきだ。


Q8 激安データ通信SIMにも通信量の制限はある?

A8 通信量による速度規制を採用しているサービスは多い。ただし、スマホ単体でそこまで利用するのは難しそう。

 通信量による速度規制だが、たとえば日本通信の「スマートSIM 月額定額980」では「直近3日間の通信量の合計が300万パケット(約360MB)以上、または1ヵ月間の通信量の合計が1000万パケット(1.2GB相当)以上」、IIJmio「ミニマムスタート128プラン」では「3日あたりの通信量が366MBを超えた場合」に“通信の速度を制限する場合があります”としている。

 とはいえ、もともと通信速度が制限されているSIMなので、スマートフォンを普通に使っている限りにおいて、この容量に達するほど通信をするのは逆に難しいかもしれない。


前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン