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マイクロソフト・トゥディ 第28回

2月7日、ついに発売される「Microsoft Office 2013」

2013年01月17日 11時00分更新

文● 大河原克行

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注目度が高まる「Office 365 Open」

 Office 2013に注目が集まる中、ソリューションプロバイダーが、それ以上に注目するプロダクトがある。

 それが「Office 365」である。

「Office 365」サイト

 Office 365は、オールインワン型のクラウドサービスで、ExcelやWordといったOfficeアプリケーションに加え、電子メールサービス、グループウェア、オンライン会議なども活用できるのが特徴だ。月額600円から利用できるという手軽さも見逃せない。

 そして、ソリューションプロバイダーが注目している理由は、このOffice 365に新たに「Office 365 Open」が追加投入される点である。

 Office365 Openは、従来は、日本マイクロソフトとエンドユーザーの直接契約だけだったOffice 365を、パートナービジネスにおいても活用できるようにするというものだ。

 これまでのOffice 365では、パートナーへの販売インセンティブが低く、収益性が悪いため、本気になって販売するソリューションプロバイダーが少ないという状況にあった。同社では、まずはこれを見直し、最大で契約金額の23%をペイバックする仕組みを導入。さらに、Office365 Openでは、パートナーが自社のソリューションと組み合わせて、Office365を独自に販売できる仕組みを用意。パートナーは柔軟性を備えた形で、これを扱えるようになる。

 つまり、ソリューションプロバイダーが積極的にOffice 365を取り扱う環境が整うというわけだ。

 Office 2013の積極的なプロモーションに加えて、ソリューションプロバイダーの後押しを得ることになるOffice 365においても動きが活発するのは明らかだ。

 2013年前半は、日本マイクロソフトにとって、Officeに染まったシーズンとなりそうである。


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