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International CES 2013レポート 第11回

CESの併設イベントで見かけたヘンなデジタルガジェット

2013年01月14日 16時13分更新

文● 小林哲雄

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 CES 2013の期間中には、CESとは別の独自イベントも多数開かれる。そのひとつが「ShowStoppers」で、今年も高級ホテル「Wynn」にて開かれた。

 CESは本来見本市であり、基本的にはバイヤー向けだ。一方ShowStoppersは、全米各地はもとより世界各国から集まるメディア向けにアピールしたい企業が出展し、来場者も基本的にメディア関係者のみ。中にはCES自体には出展しないのに、こうした併設イベントだけに出展する企業もあるので(例えばヒューレット・パッカードもそう)見逃せない。そのShowStoppersで見かけた「ヘンな製品」をいくつか紹介しよう。

普通のスマホを防水ケータイに変える特殊コート

 まずは普通のスマートフォンを防水ケータイに変えるという特殊コートから。同様の技術を提供している会社はいくつかあるが、ShowStoppersの会場で見たのはP2iという会社のもの。

 防水ケータイが珍しくはない日本の場合、水槽にスマホが沈没しているデモ程度ではインパクトがない。ただし、それが防水機能のないサムソンのGalaxyシリーズとなると、ちょっと驚く。サンプルとして、防水加工されている紙を配っていた。もらった紙にホテルの洗面台で水をかけてみると、確かに全然濡れない一方で、手触りは変わらない。

よく見ると、防水機能のないサムソン製スマホを水の中にドボン。時間表示は説明員いわく「水没させてからの時間」だそうだ

左は「加工をしないで水没させるとこんなにひどい目に!」という例。資料動画を見る限り、何度も水をかけているようだ

 価格は「数量次第」ということで教えてくれなかったが、そういえばモトローラのスマートフォン「RAZR」の説明会では、「RAZRは防水じゃないけど、撥水性があって多少のしぶきなら問題なし」と説明していたのを思い出した。P2iのプレスキットを見ると、モトローラの「Splash-Guard」にP2iの技術が使われているという。コートによる撥水というのは、今後のスマートフォンでさりげなく使われる機能になるのかもしれない。

どこでもストレージのWi-Drive+は
記憶容量0GB!?

 メモリー製品メーカーのKingston Technologyでは、「Wi-Drive+」の展示が目を引いた。「Wi-Drive」とは無線LAN接続のストレージデバイスというユニークな製品だが、現行製品は容量が限られているうえに拡張性がない(現在は64/128GBモデルも登場している)。

 Kingston側も増設できない点のを問題と理解していたようで、今回β版として披露されたのがWi-Drive+だ。新製品は搭載ストレージがない一方で、外付けのUSBメモリー(HDDはダメと言われた)やMicro SDメモリーカードのスロットが用意されおり、これらがストレージ代わりになる。従来製品よりも厚みは増したが、バッテリー駆動時間は5時間と以前よりも長くなった。同ブースでは、後日発売予定という容量1TBのUSBメモリーも告知されていた。

Wi-Drive+本体はストレージを内蔵せず、外付けのUSBメモリーやSDメモリーカードを使う。参考として無茶苦茶分厚い1TBのUSBメモリーをつないでみた

 無線LAN接続で簡単につながるので、友人同士でのちょっとしたファイル共有としても利用できる。なお現行のWi-Driveは、Wi-Driveをルータとして他の無線LANアクセスポイントに接続可能になっているので、Wi-Driveに無線LANをつないだ状態でも、インターネット利用が可能になっている。

Wi-Drive+のSDカードスロット(左)とMicro SDカードスロット

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