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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第286回

お正月は猫も悠々!? そんな姿を「XZ-2」と「GH3」で初撮り!

2013年01月12日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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農地の名残が残る空き地で悠々と過ごす猫たち

 やがてハチワレがどっかに行っちゃったので、残りの2匹をアップで(前ページ冒頭写真)。

猫がいる場所の雰囲気も撮りたかったので縦位置で。猫の後ろに見えるのは小さな畑。昔は大きな畑を持っていたんだろうなあ(2013年1月 パナソニック GH3)

猫がいる場所の雰囲気も撮りたかったので縦位置で。猫の後ろに見えるのは小さな畑。昔は大きな畑を持っていたんだろうなあ(2013年1月 パナソニック GH3)

 さらに神社に近づくと、小さな家庭菜園っぽい小さな畑でグレーのハチワレを発見。

 このあたりはほんの20年前までは農地だったのでその名残がいろんなところにあるのだ。猫的にはくつろぎやすいのである。

望遠にして手前に草をぼかして入れてみた。かなり離れてた場所から撮ってるんだけどちょっと警戒中(2013年1月 パナソニック GH3)

望遠にして手前に草をぼかして入れてみた。かなり離れてた場所から撮ってるんだけどちょっと警戒中(2013年1月 パナソニック GH3)

 遠かったので別のアングルから望遠で。

 ちょっとこっちを警戒しているのでそれ以上は近寄れなかったが(というか、塀も何もないとはいえ勝手に他人の畑には入れないし)、凛々しい顔をしておりました。住宅街とはいえ、まだ空き地や畑が残ってるので猫的にもよい土地なのである。

 最後は民家の飼い猫。首輪をしているからわかる。

 私がカメラの準備をしていたら車の下に隠れちゃったのだけど、ほどなく再登場してくれたのでその隙に。ギリギリの低い位置から狙ってみた。草むらの猫を撮るときは、顔が草で隠れないアングルを見つけるのが大事。

枯れたネコジャラシがいかにも草っぱらという感じ。猫も寒そうだけど撮ってる方も寒かった。そんな冬の1枚(2013年1月 オリンパス XZ-2)

枯れたネコジャラシがいかにも草っぱらという感じ。猫も寒そうだけど撮ってる方も寒かった。そんな冬の1枚(2013年1月 オリンパス XZ-2)

 それにしても、お正月の住宅街は人気がなくて(みんな車でどこかへ出かけているか、家の中にいるのでしょう)、その中で悠々としている猫というのもよいものですな。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイ ン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩で、天気がいい日は自転車で都内を走りながらネコを探す日々。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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