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初歩から分かるBD活用講座 第21回

もう一度確認しておきたい

録画した地デジ番組をBDメディアに焼くときのポイント

2013年01月18日 17時00分更新

文● 二瓶 朗(グラムワークス)

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・録画番組をネット経由でダビングする

 BDレコーダーで録画した番組なら、内蔵BDドライブでBDメディアへダビングできる。しかし、録画機能が搭載されている単体のテレビ(外付けHDDに録画番組を記録する)などの場合、録画番組をBDメディアに記録する手段がなさそうである。そこで活躍するのが「DTCP-IPムーブ」だ。

 これは、「DTCP-IP」規格に対応したBDライティングツールを利用して、BDドライブを搭載しない機器からの録画番組ムーブを可能とするもの。

 「DiXiM BD Burner 2013」「DTCP-IP Disc Recorder」といったツールをPC(BDドライブ内蔵)にインストールし、PCと録画機能搭載テレビを同一LANに接続しておけば、録画番組を、ネットワーク経由でムーブしてBDメディアに記録することができる。ただし前述したとおり、テレビが「DTCP-IP」規格に対応している必要がある。

 「DTCP-IP」規格とは「Digital Transmission Content Protection over Internet Protocol」の略称で、BDレコーダー、テレビなどのデジタル家電、そしてPCなどを家庭内LAN経由で相互接続して、それぞれに保存されている録画番組などを配信可能にするもの。配信範囲が家庭内LANに限定されるので、外部ネットワークに録画番組が流出するようなことはない。なおこのDTCP-IP規格に対応した機能は、「DLNA(Digital Living Network Alliance)」ガイドラインに準拠した機器でのみ動作する。

 この程度のポイントを押さえておけば。録画した地デジ番組をBDメディアにバリバリと記録できることだろう。どんどん録画、どんどん記録で地デジ録画とBD活用ライフを堪能していこうではないか。

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