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IPv6機能強化のファームウェアを公開

アライドのARX640S、IPv6 IDS、IPv4 over IPv6対応へ

2013年01月10日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 1月9日、アライドテレシスはマルチインターフェイスルーター「CentreCOM ARX640S」のファームウェアバージョンアップを発表した。

 この新しいファームウェア「Ver.5.1.0」ではIPv6機能を強化しており、IPv6でのIDS(攻撃検知・通知機能)のサポート、「IPv4 over IPv6」や「IPv6 over IPv4」などのトンネリングに対応する。これにより、IPv4グローバルアドレスに依存しない、IPv6のグローバルアドレスによるVPN構築が可能になるなど、IPv6機能が大きく拡張される。また、NTT東日本・西日本がフレッツ光ネクストで提供するIPv6インターネットサービスもサポートされる。

 そのほか、IPv4ダイナミックルーティングプロトコル(BGP4、OSPF)への対応により、LAN内での経路情報交換やWANを経由した経路交換が可能になった。QoSによる優先制御機能のサポート、Ether-IPでのタグパケット対応も行なわれる。

 CentreCOM ARX640Sの価格は12万5000円で、ファームウェア「Ver.5.1.0」は同社Webサイトで公開される。

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