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International CES 2013レポート 第6回

日本でも売って! カッコイイ一体型などHPの新製品を見た

2013年01月09日 16時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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ペンも使えるオーソドックスな変形ノート
EliteBook Revolve

ディスプレー部分が下側中央で回転する、ある意味“HP伝統の”変形機構を備えるノート「EliteBook Revolve」

 もうひとつの注目すべき日本未発表製品が、「EliteBook Revolve」だ。名称のとおりビジネス市場向けの製品だが、通例どおりならば日本市場に投入された際には、個人でも直販サイトから購入できるだろう。

 EliteBook Revolveは、Windows 8搭載の変形ノートでは珍しい、ディスプレーが下側中央の2軸回転する1本足で支えられた形態をしている。クラムシェルノートとしてディスプレーを開いた状態で、左に回転させてディスプレーを閉じれば、タブレットスタイルに変形する。

 この機構はHPが2002年に買収した旧コンパックのノートPCで採用されていたもので、HPになってからもしばらくの間、この機構で変形し、ペン入力で操作できるノートPCがラインナップされていた。それがしばらくぶりに、しかも薄型ノートとして復活を遂げたわけだ。EliteBook Revolveの11.6型ディスプレー(解像度はおそらく1366×768ドット)は、10点マルチタッチとペン操作に対応。ペン入力も可能なのはビジネス向けらしい特徴と言えよう。

本体背面。有線LANやUSB 3.0と並んで、フルサイズのDisplayPort出力も備えている

 プレスリリースにも仕様の詳細は載っていないが、CPUにはインテルCPUを備え(デモ機はCore i5-3427U搭載)、256GBまでのSSDを内蔵する。重さは約3.04ポンド(約1.38kg)とのこと。米国では1月に発売の予定。

そのほかの注目日本未発表製品

 会場ではそのほかにも日本未発表の製品が並んでいた。簡単に紹介しよう。

SpectreシリーズのUltrabook、「HP Spectre XT Pro Ultrabook」。日本でも発売されている「Spetre XT」と同じかと思ったが、デザインが微妙に異なる。性能的には13.3型/1366×768ドットディスプレーやCore i5搭載など、どこが「Pro」なのかよくわからない

Beats Audio対応スピーカーを搭載した27型/フルHD液晶ディスプレー「HP ENVY 27 IPS Monitor with Beats Audio」。デザインはなかなか魅力的なので、これで解像度が2560×1440ドットなら……。米国では499ドルで2月に発売予定

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