ペンも使えるオーソドックスな変形ノート
EliteBook Revolve
もうひとつの注目すべき日本未発表製品が、「EliteBook Revolve」だ。名称のとおりビジネス市場向けの製品だが、通例どおりならば日本市場に投入された際には、個人でも直販サイトから購入できるだろう。
EliteBook Revolveは、Windows 8搭載の変形ノートでは珍しい、ディスプレーが下側中央の2軸回転する1本足で支えられた形態をしている。クラムシェルノートとしてディスプレーを開いた状態で、左に回転させてディスプレーを閉じれば、タブレットスタイルに変形する。
この機構はHPが2002年に買収した旧コンパックのノートPCで採用されていたもので、HPになってからもしばらくの間、この機構で変形し、ペン入力で操作できるノートPCがラインナップされていた。それがしばらくぶりに、しかも薄型ノートとして復活を遂げたわけだ。EliteBook Revolveの11.6型ディスプレー(解像度はおそらく1366×768ドット)は、10点マルチタッチとペン操作に対応。ペン入力も可能なのはビジネス向けらしい特徴と言えよう。
プレスリリースにも仕様の詳細は載っていないが、CPUにはインテルCPUを備え(デモ機はCore i5-3427U搭載)、256GBまでのSSDを内蔵する。重さは約3.04ポンド(約1.38kg)とのこと。米国では1月に発売の予定。
そのほかの注目日本未発表製品
会場ではそのほかにも日本未発表の製品が並んでいた。簡単に紹介しよう。
この連載の記事
-
第12回
PC
日本投入はあるか? CESで見た国内未発表PCをチェック -
第11回
PC
CESの併設イベントで見かけたヘンなデジタルガジェット -
第10回
PC
SHIELDはNVIDIAが直販! Tegra 4の性能はどれくらい? -
第9回
PC
2013年、怒濤のごとき4Kテレビの大波がやってくるのか? -
第8回
デジタル
CESで話題のThinkPad HelixとLT1423pの魅力をチェック -
第7回
PC
電子書籍端末だけじゃない!? 驚きの電子ペーパー活用法 -
第5回
PC
新旧交代のクアルコム基調講演で新Snapdragonが発表 -
第4回
PC
5インチフルHD液晶搭載で防水対応の「Xperia Z」が登場! -
第3回
PC
インテル、4コアAtom「Bay Trail」や7WのIvy Bridgeを発表 -
第2回
PC
Tegra 4や携帯ゲーム機の発表で大きな話題を呼ぶNVIDIA - この連載の一覧へ