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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第24回

冬の個性派スマホのスタミナなどをチェック

2013年01月02日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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ワンセグの比較では
3機種とも好成績に!

まず3機種のワンセグの感度を比較していく。これまで同様にロジテックの「LDT-ANT1BK」を使い、室内に半径1.5m程度のワンセグエリアをつくり、受信した。

室内にワンセグのエリアを作るロジテック「LDT-ANT1BK」

  Ascend GALAXY Note II VEGA
アンテナ形状 ホイップ式 ホイップ式 ホイップ式
視聴感度 1.5m 1.5m 2m
公式スペック 3時間20分 9時間30分 4時間20分
連続視聴時間 5時間40分
+残量9%
9時間55分
+残量15%
5時間8分
+残量2%

 まずはLDT-ANT1BKから端末を離していく。しかしチャンネルの設定時にVEGAがなかなかNHKを受信しない。目の前にアンテナがあるのにちょっと気になった。その後受信するようになり、すると今度はVEGAが3機種の中では受信が安定しており、1.5mから離れていき2mでもOK。AscendとGALAXY Note IIは2mまで離れると不安定になるか、固まってしまうのだが、VEGAは問題なかった。ただそれ以上は無理だった。

 次にワンセグのスタミナをチェック。横画面で視聴を続ける。Wi-Fiに接続し、バッテリーの消費経過はアプリの「Battery Mix」を使用した。

 テストの結果は3機種とも公式スペックを上回った。GALAXY Note IIがほぼ10時間。それでも残量が残っているのが素晴らしい(残量はアプリのグラフから確認した)。公式スペックと比べ大健闘だったのがAscend。公式スペックより2時間20分も長い数値が出た。ここまで差がつくのも珍しい。VEGAは3機種中では一番短いがそれでも5時間。さらにわずかながらバッテリーも残った状態で視聴が終了となる。

 ワンセグテストは素直にGALAXY Note IIがスタミナで圧勝しリードと言える。

YouTube連続視聴時間でも
GALAXY NoteⅡが圧勝

 続いてYouTubeの連続視聴を行う。これまではテザリングでテストしてきたが、今回はなぜかテザリングがうまくいかない機種があり中止した。今後は確実にテストが可能なYouTube連続視聴を定点チェックしていく予定だ。

  Ascend GALAXY Note II VEGA
2時間連続視聴後残量 65% 88% 74%

 というわけでこのテストではYouTubeの動画を続けて2時間視聴した場合、バッテリー残量はどれくらいかを見る。テストした場所ではドコモの2機種がLTEアンテナ4本中4本表示と最高の状態、auのLTEは4本中3~4本と若干動いたが、基本的には良好な電波環境と言える。画面の明るさは初期設定のまま。音量は中くらいに固定している。

 これはGALAXY Note IIがダントツ。2時間視聴し続けても12%しか減っていない。VEGAはマイナス26%、Ascendがマイナス35%。GALAXY Note IIと比べるとかなり減っているように感じるが、前回のOptimus G、AQUOS PHONE SERIE、STREAMは残量が78~67%だったので、実は普通のレベル。GALAXY NoteⅡのスタミナが群を抜いているようだ。

 スタミナチェックはワンセグ、YouTubeの連続視聴、どちらもGALAXY Note IIの圧勝。3100mAhのバッテリー容量を誇る機種らしい結果だ。続いては機種ごと独自アプリ・機能を見ていく。

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