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松村太郎の「西海岸から見る"it"トレンド」 第11回

2012年に買ったガジェットまとめと、ものづくりへの参加

2012年12月30日 12時00分更新

文● 松村太郎(@taromatsumura

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●MacBook Pro 15インチ Retinaディスプレイモデル

MacBook Pro 15インチ Retinaディスプレイモデル。メインマシンとして15インチを使って来たため、薄く軽くなったのは歓迎

 メインにして唯一の筆者の仕事道具、MacBook Pro 15インチ。およそ2~3年周期で買い換えており、ちょうど2012年は買い換えの年にあたっていました。iPhone、iPadで完全に“Retina目”になっている筆者は、Retinaディスプレイモデルが出ると信じていました。願いが通じたのか、新世代MacBook Proとして2012年6月に発売されて購入。

 これまで500GB 7200rpmのハードディスクを搭載するモデルを利用していたため、フラッシュストレージは512GBを選びました。初めのうちはアプリなどがRetinaに対応していないものもありましたが、2012年秋頃までにはおおよそのアプリがRetina対応を済んでいました。

 これでスマートフォン、タブレット、そしてパソコンの画面の「Retina化」が完了しました。文章を書く仕事をしている筆者にRetinaが必要か?とよく問われるのですが、Retinaディスプレイの真価は文字表示に発揮されるといっても良いほど、ブラウザーやテキストエディターの文字の美しさを見るのが楽しくなってきました。そして今では日常となってしまっています。

●iPhone 5

 iPhone 5は幅はそのままでありながら長さが伸び、より電話らしいシェイプになった点は筆者の好みです。また薄く軽くなった事もうれしい進化です。そして自宅のDSL回線より速いLTE接続は笑いがでるほど。Verizon版はSIMロックフリーだったため、日本でドコモのXiを拾って、という記事もお届けしました(関連記事)。

 ほぼ全面的に満足しているiPhoneですが、やはりアルミボディーの傷は結構気になります。毎日使うモノなので、「たまたまジーンズのポケットにカギとiPhoneを一緒に入れてしまってしばらく歩いて、ハッとする」なんてことも多々あるわけで。

iPhone 5。縦が長くなり、ストレート型のケータイのようなシェイプになった

●iPad mini

 舌の根も乾かぬうちにといわれてしまいそうですが、iPadのRetina化、LTE対応での体験から、Appleのコンピュータ体験のダウンサイジングのトレンドを感じた筆者。iMacに対してiPadというダウンサイジングには、iPadに対してiPad miniだろうということで、Appleが新たに定義するモバイルタブレット体験に触れるために購入しました。

 ちょうど筆者が使っているA5サイズのモレスキンノートと同じようなサイズで、これらを小脇に抱えてカフェで考え事をする、といった使い方をよくするようになりました。ガジェットと言うよりは文房具と分類したいような非常に身近なiPadは、重量も半分になり、Kindleアプリでの読書も捗ります。

 しかし、Retina目になっている筆者からすると、この1024×768という解像度がどうしても納得がいきません。

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