絶妙レシピのハンドクリーム/まかないこすめ
クリームタイプながら速乾型。ベタつきがなく、すぐにサラっとするだけでなく、潤い持続も長いオールラウンダー。成分は和紙作りに欠かせない灰汁からヒントを得たもので、前述の2つのハンドクリームと比べると成分が大きく異なる。ともあれ、ハンドクリームかと思って使うと、実際にはジェルのような伸びを見せる不思議な製品だ。
販売を行なう「まかないこすめ」自体、男子が近づきにくい系店舗なのだが、東急ハンズでの取り扱いや通販もあるため、購入の難易度は高くない。なお、筆者は本製品をJOJOスマホを使いこなすレイヤーお姉様から「スマホ野郎ならこれを使え、捗るゾ」とオススメされたのがきっかけで愛用するようになった。
値段はネット通販サイトでジャータイプ、チューブタイプともに1600円ほど。容量少なめのジャータイプが600円ほどだ。
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クリームでお手入れしても
ささくれ立つならネイルオイル
肌によってはクリームだけではささくれを防げないことがある。とくに仕事中、ずーっとキーパンチしている場合はそうなりやすく、筆者も同様に上記のクリームだけでは追いつかない。そのため導入しているのがネイルオイルだ。甘皮やツメ用のものだが、保湿能力が高いため、ツメの両サイドのケアにも使える。ネイルオイルにはボトルタイプ(プラモデル製作のお供であるセメンダインの形状をイメージしよう!)とチューブ+ハケタイプに分かれている。
自宅で使う場合は、どちらでもいいが、出先やオフィスでという場合はチューブ+ハケタイプのほうがかさばらない。塗ってしばらくは指の腹あたりでの操作を意識しおけば、すぐに作業に戻れる。塗り方としてはハケを使うので、やや乙女チックになるが、プラモデルに着色する工程となんら変わりないので、スムーズに行なえる男子は多いと思う。
これも種類が多々あるが、速乾性のものは少なめ。コンビニでの取り扱いもあるが、女子力高めのデザインが多いため、東急ハンズなどでチェックしてみるか、試しに低価格のものをAmazon先生で選んでみてもいいだろう。当然だが、オフィスでの運用を考えるならば、無香料タイプにしておくこと。
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PCパーツを選ぶがごとく
自分に合ったハンドクリームを選ぶべし
今回は、速乾性のあるハンドクリームを中心に紹介してきた。どれかひとつを使うというより、今回紹介したものであれば、外では「メンソレータム薬用ハンドベール うるおいさらっとジェル」、家では「絶妙レシピのハンドクリーム」。角質が気になるなら「尿素10%クリーム」といった使い分けもアリ。
状況に応じてアプリを使い分けるスマホに近い感覚だが、製品ごとに特徴があるため、そこを活かすほうがお肌に対して効果的だ。もちろん、ハンドクリーム類は多種多様に展開されているため、スペックをチェックしながら選んで、潤いのある綺麗な手でスマホを触ってほしい。加えておくと、選ぶときの感覚はスマホやPCパーツ選びにとても近いので、実際の効果を体験すると面白くなってくるはずだ。