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こんなに値下がってた!? 2012年中に買うべきデジタル機器 第3回

退屈なんて言わせない! 帰省前に買いたい激安ポータブル機器

2012年12月26日 12時00分更新

文● 鳥居一豊、ASCII.jp編集部

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あの超軽量モバイルが8万円台!?
UltraBookもかなりお買い得!

NECの「LZ550/JS」。最安は8万円台後半だ

NECの「LZ550/JS」。最安は8万円台後半だ

 帰省や旅行に際して、万一に備えて、または暇つぶしにPCを持っていきたいという人は多いはず。長距離の移動であれば、できるだけ軽くてロングバッテリーなノートPCが便利だ。

 うってつけなのはUltraBookであるが、やはり夏から全体的に値段が下がってきている。

ZENBOOK UX21A

ASUS「ZENBOOK UX21A」

 例えば、単純にお買い得だなと思えるのはASUSの「ZENBOOK UX21A」。Core i7 3517U搭載で最安値は6万円台半ばにまでなっている。Core i7であれば性能的にも問題ないはずだ。

 ただ、そんなUltraBookの中で特におすすめなのは、NECの「LaVie Z」である。Core i5 3317U(1.7GHz)を搭載する下位モデル「LZ550/JS」は10月中旬の発売当初は約13万5000円という価格だったが、12月に入って最安値は8万円後半までになっている。タッチパネルは非搭載だが、OSはWindows 8だ。

1kg超のノートPCはやっぱり重い!
LaVie Zは常に持ち歩ける軽さが魅力

重量は実測値で855g。実際に手にしてみると驚異的な軽さだ

重量は実測値で855g。実際に手にしてみると驚異的な軽さだ

 最大の魅力は、13.3型ディスプレーを搭載しながら890g(スペック値)という軽さ。周囲に1kg超のUltraBookを買った人間が何人もいるが、常時持ち歩いている人はかなり少ない。なんで持ち歩かないか理由をたずねると、誰もが「やっぱ重い」と答える。

 もちろん、PCがどうしても必要な時は持ち歩くが、そうでなければ家に置いてくるという使い方が大半を占めるようだ(その意味では、きっと帰省の際も自宅に置きっぱなしなのだろう)。

 しかし、LaVie Zはカバンの中に入れていてもさほど気にならない重量で、本気で常に持ち歩ける軽さである。そしてこの軽さながらCore i5とSSDの組み合わせにより、快適なマシンパフォーマンスを提供してくれるのもポイントだ。

左右側面。有線LAN端子はないが、SDメモリーカードスロットにUSB端子×2(うち1つはUSB 3.0対応)、HDMI出力など装備は十分

ちなみに、ソニー「type P」とのサイズ比較。横幅と奥行きは大きいが、厚みはLaVie Zのほうが薄い。ちなみにtype Pの重量は、大容量バッテリー搭載で689g(実測値)だった

 筆者は過去に、富士通の「LOOX」やソニーの「type P」など、同様の重量のモバイルPCを使ってきたが、本気で実用的に使えると感じたのはLaVie Zが初めてである。

 とはいえ、せっかくWindows 8マシンを使うのだから、タッチパネルのほうがいい、という人もいると思う。

ソニーの「VAIO T 13」

ソニーの「VAIO T 13」

 例えばソニーの「VAIO T 13(SVT1312AJ)」はCore i3 3217Uを搭載して4万9800円(直販価格)とお買い得。デフォルトではタッチパネル非搭載だが、スペック選択で「搭載」にしても5万9800円。Windows 8の操作性を重視したいならそちらを選んでもいいかもしれない。

 ただしタッチパネル機で重量が1kgを切っている製品があまりないのがネック。上述のVAIO T 13も1.71kgと、LaVie Zの約2倍以上の重さだ。値段も全体的には高めで、個人的にはタッチパネルよりも軽いことに必要性を感じるので今回はLaVie Zがおすすめ、とさせていただく。

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