60V型が18万円!! プラズマの美しい映像がこんなに安く手に入る幸せ
パナソニック「TH-P60VT5」
50V型以上の大型テレビの値下がりも顕著だ。例えば、8月末に登場したソニーのハイエンドモデル「KDL-55HX950」(55V型)は、発売開始時は38万円前後だったのが現在は22万円前後まで下がっており、シャープの60V型(LC-60XL9)や東芝の55V型(55Z7)なども最安値ベースでは10万円以上も値下がりしている(LC-60XL9が23万円前後、55Z7が20万円前後)。
驚くべきは、いずれの機種も今年の夏以降に発売された最新機種であり、テレビを買いたいと思っている人にとっては吉報だろう。
そんな中で一番インパクトが大きいのが、パナソニックの「TH-P60VT5」だ。最安値レベルでは18万円前後という価格になっているのだ。
今春の発売で時間が経っているためもあるが、発売当初は45万円ほどの価格だったことを考えると、信じがたい値段だ。
最上位機だから機能も画質も文句なし!
もともと最上位機として位置づけられていたモデルなので、機能面は極めて充実している。ネット機能では、DLNAサーバーとクライアントの両方に対応しており、別室にあるBDレコなどの番組をネット経由で楽しめるほか、USB HDDを追加して録画した番組や放送中の番組を別室の対応機器に配信できる。
ネット機能も、多彩な動画配信サービスやSNSサービス、ビデオ通話サービスなど多岐に渡っているし、ショッピングサービスなどもある。
やっぱり醍醐味は大画面! 6畳間に置いたっていいじゃないか!!
多機能ではあるが、やはりインパクトがあるのは60V型の大画面だろう。世間では80V型の大画面も登場してきているが、60V型も十分に大きい。近接視聴で臨場感たっぷりの映像を楽しむチャンス! などと言っていたこともあったが、18万円ならちょっとがんばれば本当に手が届く。
動きのキレがスムーズで、残像感の少ないプラズマだけに、近くで見ていても目の負担になることはほとんどないだろう。
さすがはパナソニックの上位モデルだけに、画質もなかなか優秀で、色が鮮やかでリッチな印象。鮮明な映像は大画面となるとさらに迫力を増してくる。特にシネマモードでは暗部の階調性がさらに向上していることもあり、映画などでは黒の締まりと暗部の再現の良さの両方を満喫できる。
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