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富士通春のWin8最新モデルを総まとめ! 第8回

薄さ9.9mm、軽さ574gの10.1型Win8タブレットに迫る! (3/4)

2012年12月26日 11時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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左右端が丸みを帯びて持ちやすい
「横持ち」が基本のデザイン

 ARROWS Tab Wi-Fi WQ1/Jの筐体は、左右端が丸みを帯びており、それが背面や表面にも及んでいるため半月形状になっている。背面のマットのような処理も加えて持ち心地はとてもいい。これは、特に横持ち時の持ちやすさを重視したもので、手の平に突き刺さる感じを抑える効果があるほか、ななめから見たときに薄く見える効果もある。

筐体左右端は丸みを帯びており、それが背面や表面にも及んでいる。横持ち時は手に刺さる感覚がなく、とても持ちやすい

背面はマットっぽい肌触りで滑りにくくなっている

 縦持ちにした場合はというと、丸みを帯びた部分がないため、持ち方によっては突き刺さる感じがする。ただし、両手で持つ場合は、手の平に触れず指で挟んで固定する持ち方が多いため、あまり気にならないだろう。

縦位置にした状態の様子

 縦持ち時の側面(横持ち時の天面)をよく見ると、少しだけへこみが設けられているのが分かる。最初はデザインによるものと思っていたが、どうやら片手持ち時に指を引っかけるためにあるようだ。また、卓上など平らな場所に置いた状態から持ち上げるときの引っかかりとしても便利。自宅など屋内では横画面での運用が基本となるはずだが、屋外などの場合は縦画面で片手持ちということもあるため、こういった細かい配慮はうれしい。

本体天面。へこみの部分は、片手持ちの際に指をかけやすく便利。平らな場所に置いた状態から持ち上げるときの引っかかりとしても役立つ

発色良好で見やすい、広視野角IPSパネルを採用

 ARROWS Tab Wi-Fi WQ1/Jのベゼルは上下左右ともに約22mm。最近のタブレットにしては広いように思えるが、ARROWS Tab Wi-Fi WQ1/Jは防水(IPX5/7/8)および防塵仕様(IP5X)のため、手や筐体が濡れた状態や汚れた状態で持つユーザーが想定される。その際にしっかりと持って保持する必要があるため、狭額仕様ではなく、指を乗せる分のスペースを用意しているのだろう。

ベゼル上に親指を乗せてみたところ。幅約22mmあるため、しっかり持っても誤タッチの要因になりにくい

 パネルは、IPSの光沢仕様で解像度1366×768ドットだ。視野角が広く、発色も良好で不満のないものだ。タッチ感度もよく、Windows 8独特の新たなユーザーインターフェース画面を快適に操作できる。

ほぼ真横からでも画面内容を確認できるほど、視野角は広い

 具体的に色味を見てみると、気持ち青色が強くなっているものの、写真のプリチェックをしてみたところ、その点だけ意識しておけば問題ナシといった具合。フォトパネルとしての活用も視野に入れられるし、動画を楽しむの場合も美しい色合いで楽しめるだろう。この辺りは好みの影響が大きいため、実機に触れる機会がある場合は、デスクトップの壁紙で色合いを確認してみるといい。

色合いチェックはデスクトップの壁紙がオススメ。緑色系の色域の確認がしやすい。暖色系についてはプリインストールのアイコンをチェックしてもらいたい

富士通 ARROWS Tab Wi-Fi

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