このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

プリンストンのデジギア道 第8回

モダンデザインのモデルから目覚まし時計型まで!

超個性派揃いの「Edifier」ブランドBluetoothスピーカー

2012年12月25日 11時00分更新

文● 真島 颯一郎 

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ベル音の代わりにFMラジオの番組で目覚める

 こんどは、見た目にもユニークな目覚まし時計型BluetoothスピーカーのTickTock BTのチェックに移る。TickTock BTは、とにかく外観デザインが印象的。“いかにも”な目覚まし時計型をしているが、じつは目覚まし時計のベルにあたる部分の本体側にスピーカーユニットが内蔵され、ベルの部分が音声拡散用のユニットになっている。出力された音声をベルの部分に当てることで、音が360度に拡散する無指向性を実現している。

ベルにあたる部分の本体側には、スピーカーが埋め込まれている。ベルの部分に音を反射させて360度に拡散している

あたかも目覚まし時計のベルに見えるが、直接、音が鳴るわけではない。内蔵スピーカーの音声を均等に拡散させる

 内蔵しているのは4Wスピーカーが2基。90Hz~20kHzと再生周波数帯は広く確保している。低域の迫力ではPrismaBTに一歩譲る面もあるが、クリアーなサウンドだ。

 TickTock BTの魅力は、スピーカー機能だけではない。見た目からも想像がつくようにアラーム機能を搭載している。昼間はスピーカーとして使いながら、起きるときには目覚まし時計としても使えるわけだ。これが重宝する。しかも、TickTock BTはFMラジオチューナーも内蔵。タイマーと連動して再生することも可能で、ベル音で叩き起こされるのが嫌なユーザーは、ベル音代わりにラジオを流すこともできる。小生は、この機能がお気に入りだったりする。

本体上部にFMラジオ局を選局するためのボタンが用意されている。24局までプリセットが可能

 また、表示パネルも見やすくて使いやすい。中央に大きく時間や聴視中のラジオ局の周波数が表示され、上側には日付やアラームのオン/オフ、Bluetoothの電波状況など、下側には曜日やスリープタイマータイマーのオン/オフなどが表示される。パッと見で製品の状態がわかるのがうれしい。

正面のパネルは、状況に応じて時刻以外も表示される。必要な情報がスッキリとまとめられており見やすい

 PrismaBTのような本格派のスピーカーを置く場所がないとか、手軽に持ち運んで利用できるスピーカーが欲しいといったユーザーにオススメしたい製品だ。

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン