ベル音の代わりにFMラジオの番組で目覚める
こんどは、見た目にもユニークな目覚まし時計型BluetoothスピーカーのTickTock BTのチェックに移る。TickTock BTは、とにかく外観デザインが印象的。“いかにも”な目覚まし時計型をしているが、じつは目覚まし時計のベルにあたる部分の本体側にスピーカーユニットが内蔵され、ベルの部分が音声拡散用のユニットになっている。出力された音声をベルの部分に当てることで、音が360度に拡散する無指向性を実現している。
内蔵しているのは4Wスピーカーが2基。90Hz~20kHzと再生周波数帯は広く確保している。低域の迫力ではPrismaBTに一歩譲る面もあるが、クリアーなサウンドだ。
TickTock BTの魅力は、スピーカー機能だけではない。見た目からも想像がつくようにアラーム機能を搭載している。昼間はスピーカーとして使いながら、起きるときには目覚まし時計としても使えるわけだ。これが重宝する。しかも、TickTock BTはFMラジオチューナーも内蔵。タイマーと連動して再生することも可能で、ベル音で叩き起こされるのが嫌なユーザーは、ベル音代わりにラジオを流すこともできる。小生は、この機能がお気に入りだったりする。
また、表示パネルも見やすくて使いやすい。中央に大きく時間や聴視中のラジオ局の周波数が表示され、上側には日付やアラームのオン/オフ、Bluetoothの電波状況など、下側には曜日やスリープタイマータイマーのオン/オフなどが表示される。パッと見で製品の状態がわかるのがうれしい。
PrismaBTのような本格派のスピーカーを置く場所がないとか、手軽に持ち運んで利用できるスピーカーが欲しいといったユーザーにオススメしたい製品だ。
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