12月14日、NTTドコモは専用Webサイトで契約中の携帯電話を一元管理できる法人向けサービス「ビジネスmoperaあんしんマネージャー」の、スマートフォン向け機能を拡充すると発表した。
ビジネスmoperaあんしんマネージャーは、2006年8月1日にiモードケータイ向けにサービスを開始し、約4000社、100万回線以上実績のある法人向けネットワークサービス。今回スマートフォン向けの機能を拡充することで、法人企業におけるスマートフォンのセキュリティ対策や管理者の運用面の軽減等のニーズに対応する。
拡充される主な機能は、「遠隔初期化」、「セキュリティレポート」、「各種spモード設定」という3種。
遠隔初期化は、社員等がスマートフォンを紛失した際に、端末内に保存された情報やSDカード等の外部記録媒体の情報を遠隔から初期化する機能となる。続くセキュリティレポートは、スマートフォンが管理者の制御下にあるかどうかを定期的に監視するもの。通信が途絶えている状態の端末、登録時と設定の異なる端末があった場合、管理者へ通知をする機能を持つ。
3つ目の各種spモード設定では、spモードのメールアドレス、パスワード、迷惑メールの設定などの各種メール設定、docomo Wi-Fiの設定を管理者が遠隔から行なえる。