著名プロゲーマーFatal1ty氏とのコラボモデル
ASRock「Fatal1ty 990FX Professional」
製品情報:http://www.asrock.com/mb/overview.jp.asp?Model=Fatal1ty%20990FX%20Professional
実売価格:1万8000円前後
ASRock「Fatal1ty 990FX Professional」は、その名の通りFatal1ty氏との共同開発をうたうゲーマー向けハイエンドマザーボード。チップセットはAMD 990FX+SB950で、PCI Express2.0(x16)スロット2本とPCI Express2.0(x4)1本を備え、NVIDIA SLIと3-Way AMD CrossFireXに対応する。
品質面にもこだわり、搭載コンデンサーは通常の2.5倍の耐久性を誇る日本製Premium Gold Capで統一。電源回路は、デジタルPWM設計の12+2フェーズ構成で、消費電力の多いAMD FXシリーズのオーバークロック運用でも安定した動作を可能にしている。
その他、ワンクリックで無効コアのアンロック、オーバークロック、省電力設定が可能な「Turbo UCC」、USB転送速度を向上させる「XFast USB」、ネットワークレイテンシを削減する「Xfast LAN」など多くの独自機能をサポートしている。
Dual UEFI対応で生まれ変わったスタンダードな1枚
GIGABYTE「GA-990FXA-UD3 REV3」
製品情報:http://www.gigabyte.jp/products/product-page.aspx?pid=4397
実売価格:1万4000円前後
本製品は「GA-990FXA-UD3」をベースに、制御プログラムをUEFI化したミドルレンジ向けマザーボードだ。GIGABYTE独自の品質基準「Ultra Durable 4」に準拠し、防湿性に優れる基板、静電気やサージに強いICチップ、固体コンデンサーなど高品質コンポーネントを採用することで耐久性を向上。さらに、8+2フェーズの電源回路や、熱伝導率に優れる2オンス銅箔層基板により、ミドルレンジながらオーバークロック用途にも耐えられる高品質な作りウリとしている。
チップセットはAMD 990FX+SB950で、拡張スロットはPCI Express2.0(x16)×2、PCI Express2.0(x4)×2(x16形状)。マルチグラフィックスはフルレーン構成の2Way SLI/CrossFire Xをサポートする。
ミリタリークラスII対応のフラッグシップモデル
MSI「990FXA-GD80」
製品情報:http://www.msi-computer.co.jp/MB/990FXA-GD80/
実売価格:1万4000円前後
「990FXA-GD80」は、チップセットにAMD 990FX+SB950を採用したMSI製Socket AM3+マザーボードのフラグシップモデル。同社の品質規格「ミリタリークラスII」に準拠し、Hi-c CAP、スーパーフェライトチョーク、アルミ固体電解コンデンサーといった高品質の電子部品のみを採用することで、定格動作だけでなくオーバークロック時でも発熱を抑えつつ、長期間の安定動作を実現している。
さらに、1クリックで自動的に最適なオーバークロック設定を施す「OC Genie II」ボタンを初め、「Easy Button」、「DEBUG PORT LED」などオーバークロック向け機能が数多く搭載され「AMD FX」で初めてオーバークロックに挑戦するユーザーにオススメしたい。
マルチスレッドアプリケーションに最適な
8コアCPU「AMD FX」シリーズ
ハイエンドCPUの分野ではIntelの優勢が続くが、コストパフォーマンスを考えれば「AMD FX」シリーズも負けていない。特にマルチスレッドに最適化されたアプリケーションでは、最高8コアの多コア実装により同価格帯のIntel製品と比較しても互角以上に戦うことができる。
さらにプラットフォーム全体を見ると、SATA3.0(6Gbps)の6ポート対応やフルレーンのマルチグラフィックスサポートなど、インテルのLGA 1155プラットフォームよりも優れている部分もあり、用途によっては十分メリットがある。
最近では、CPUのパフォーマンスがかなり飽和しているだけに、その差額をSSDやビデオカードといった別のパーツにつぎ込んで、バランスのいい高パフォーマンスPCにチャレンジしてみてほしい。
次回はRadeonを掘り下げる
CPU、チップセットときたら、ビデオカード(GPU)もAMDで揃えたいところだ。そこで次回はRadeonを詳しく解説していこう。
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