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AMD大好き! AMD派に送る最新自作レシピ第2回

新生AMD FXシリーズ“Vishera”でハイエンドPCに挑戦!

2012年12月18日 11時00分更新

文● 池座 優里

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 “Trinity”ことデスクトップ向け第2世代APUに続き、AMD特集2回目の今回取り上げるのは、今年10月に登場した“Vishera”こと第2世代「AMD FX」シリーズだ。先代の“Zambezi”からさらにパフォーマンスが向上しており、これからAMDプラットフォームでハイエンド構成を狙うなら最適なCPUといえるだろう。

AMDのデスクトップ向けCPU「AMD FX」シリーズ。10月に第2世代の“Vishera”が市場に投入されたばかりだ

8コアを身近な存在にするハイエンドCPU
第2世代AMD FXシリーズ

AMD製CPUフラグシップモデル「FX-8350」。Bulldozer第2世代アーキテクチャ-ー「Piledriver」を採用する

 10月に登場したVisheraこと新生「AMD FX」シリーズは、約1年ぶりに登場したAMDのフラグシップCPUだ。Bulldozer第2世代アーキテクチャ“Pildedriver”を採用し、動作クロックの引き上げや内部構造の最適化により、Zambezi世代の「AMD FX」シリーズから約15%パフォーマンスを向上させている。

Visheraのブロックダイアグラム。Piledriver Moduleを4基搭載することで8コアを実現。中央には各モジュールで共有するL3キャッシュが実装されている

 基本構造はBulldozerアーキテクチャーから変更なく、2基の整数演算コアが1基の浮動小数点演算コアとL2キャッシュを共有する形でPiledriver Moduleを構築。これを4基搭載させることで8コア動作を実現している。
 なおPiledriver Moduleは「Trinity」でも採用されているが、「AMD FX」シリーズでは最大8MBのL3キャッシュを搭載させることで、差別化を図っている。

Visheraスペック表
型番 FX-8350 FX-8320 FX-6300 FX-4300
対応ソケット Socket AM3+
コアクロック 4.00GHz 3.50GHz 3.50GHz 3.60GHz
TCクロック 4.20GHz 4.00GHz 4.10GHz 4.20GHz
コア数 8 8 6 4
L2キャッシュ 8MB 8MB 6MB 4MB
L3キャッシュ 8MB 8MB 8MB 4MB
倍率ロックフリー
TDP 125W 125W 95W 95W
実売価格 1万8000円前後 1万5000円前後 1万2500円前後 1万500円前後

 製品ラインナップは、8コアのフラグシップモデル「FX-8350」を筆頭に、同じく8コアの「FX-8320」、6コアの「FX-6300」、4コアの「FX-4300」の4モデル。ハイエンドながら価格も手頃で「FX-8350」でも1万8000円前後から購入できるため、パフォーマンスを重視するならぜひ「FX-8350」を選択したい。

フラグシップ「FX-8350」でも1万8000円前後とコストパフォーマンスは高い。動画エンコードやレンダリングなどマルチスレッド処理なら抜群の性能を発揮する

 また「AMD FX」シリーズは、全モデル倍率ロックフリーの「Black Edition」なので、オーバークロック耐性にも優れることから高クロック狙いのオーバークロッカーにとってもおもしろい存在だ。

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