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AMD大好き! AMD派に送る最新自作レシピ第1回

コストパフォーマンス最高! AMDで組む低価格自作PC

2012年12月17日 16時00分更新

文● 池座 優里

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 2012年も残すところあとわずか。今年も例年通りさまざまな新パーツが登場して自作市場を賑わしてきたのはご存知の通り。今回の主役となるAMDも例外ではなく、APU、CPU、GPUとも新アーキテクチャーへの移行が進み、いずれもまったく新しい製品へと生まれ変わっている。

 そこで、全3回に分けてAMDプラットフォームの現状とオススメパーツを紹介していくことにしよう。これから年末商戦に向けて、PCを新調しようと考えているならば、本特集をぜひ参考にしていただきたい。

AMDプロセッサーの救世主
第2世代APU“Trinity”シリーズ

 特集1回目に取り上げるのは“Trinity”こと第2世代APUだ。優れたGPU性能とコストパフォーマンスの高さからアキバでも好調で、今年前半戦やや元気のなかったAMDプロセッサーの救世主ともいえる製品だ。

“Trinity”ことデスクトップ向け第2世代APU

 製造プロセスは先代Llanoと同じ32nmプロセスだが、内部アーキテクチャはまったくの別物。CPUコアはAMD FXシリーズでも採用されるPiledriverコアで、TDPに余裕がある範囲内でクロックを向上させる「AMD Turbo CORE Technology」を実装する。さらに動作クロックも大幅に引き上げられ、フラグシップモデル「A10-5800K」では最高4.2GHzの高クロック動作を実現している。

Llanoから大きくアーキテクチャーが変更されたTrinity。特にグラフィックス性能は秀逸で、ローエンドビデオカードを圧倒するパフォーマンスをみせる

 GPUコアもLlanoのRadeon HD 6000DからHD 7000Dへと1世代進み、ローエンドのビデオカードを圧倒する素晴らしいパフォーマンスを発揮。ただし、GPUの内部構造はRadeon HD 7000シリーズのGCN(Graphics Core Next)アーキテクチャーではなくVLIW4アーキテクチャーで、実際にはRadeon HD 6000シリーズ相当となっている点を付け加えておく。

Trinityでは、Piledriverコア採用によりオーバークロック耐性が大幅にアップ。先日行なわれたイベントでは定格の2倍以上にあたる7938.14MHzを達成した

 製品ラインナップは4コアモデルが「A10-5800K」「A10-5700」「A8-5600K」「A8-5500」、2コアモデルが「A6-5400K」「A4-5300」の計6モデルで、これまで通りモデルナンバーに“K”が付く製品は内部倍率によるチューニングに対応する。
 なお実売価格はローエンドの「A4-5300」なら5000円前後、フラグシップモデルの「A10-5800K」でも1万2000円前後と非常にリーズナブル。軽い3Dゲームなら別途ビデオカードも不要なため、コストを抑えてPCを新調したいなら真っ先にオススメしたい製品だ。

Trinityスペック表
型番 A10-5800K A10-5700 A8-5600K A8-5500 A6-5400K A4-5300
対応ソケット Socket FM2
コアクロック 3.80GHz 3.40GHz 3.60GHz 3.20GHz 3.60GHz 3.40GHz
TCクロック 4.20GHz 4.00GHz 3.90GHz 3.70GHz 3.80GHz 3.60GHz
コア数 4 4 4 4 2 2
L2キャッシュ 4MB 4MB 4MB 4MB 1MB 1MB
倍率ロックフリー - - -
GPUコア Radeon HD 7660D Radeon HD 7660D Radeon HD 7560D Radeon HD 7560D Radeon HD 7540D Radeon HD 7480D
シェーダ数 384基 384基 256基 256基 192基 128基
GPUクロック 800MHz 760MHz 760MHz 760MHz 760MHz 723MHz
TDP 100W 65W 100W 65W 65W 65W
実売価格 1万2200円前後 1万1900円前後 9400円前後 9000円前後 6000円前後 4700円前後

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