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ASCII.jp編集部が冬のお買い物を完全サポート! 第8回

正月休みは年賀状をスキャン三昧だッ!

製品充実で選びたい放題のドキュメントスキャナー5社16選

2012年12月28日 12時00分更新

文● 二瓶 朗

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ブラザー「JUSTIO」
タッチパネル搭載フラッグシップ機が魅力

 ブラザーのドキュメントスキャナーは「JUSTIO」シリーズとして展開されている。据え置きタイプ2機種、モバイルタイプ2機種の計4機種がラインナップ。フラッグシップ機「JUSTIO ADS-2500W」は、タッチパネルを搭載し、スマートフォンやタブレットと同じ感覚で操作できるうえ、PCレスで利用できる。

JUSTIO ADS-2500W

Image from Amazon.co.jp
BROTHER ドキュメントスキャナー JUSTIO デスクトップタイプ ADS-2500W

 「JUSTIO ADS-2500W」は、操作方法としてタッチパネルを搭載する据え置き型製品。スマートフォン同様にタッチやフリックで操作や設定が可能。

 ADFは最大50枚のA4原稿をセット可能。単独でネットワーク接続できるのが大きな特徴で、PCレスで読み取りデータをクラウドサービス(Evernote、Dropboxほか)にアップロードしてシェアできるほか、指定メールアドレスにも送信できる。

 また、専用アプリ「Brother iPrint&Scan」をスマートフォン/タブレットにインストールして、Wi-Fi経由でのスキャンデータ転送もこなす。

■製品情報


JUSTIO ADS-2000

Image from Amazon.co.jp
BROTHER ドキュメントスキャナー ADS-2000

 「JUSTIO ADS-2000」は、据え置き型の上位機種「~2500W」からネットワーク周りの機能を省いた普及機。

 ADFには上位機種と同じく最大50枚の原稿をセットでき、読み取り速度も最大24枚/分。USBケーブルで接続したAndroidスマートフォン/タブレットにスキャンした原稿データを転送する「スキャン to Android」機能、超音波センサー型の重送検知機能も搭載する。

■製品情報


JUSTIO MDS-700D

Image from Amazon.co.jp
BROTHER ドキュメントスキャナー モバイルタイプ MDS-700D

 「JUSTIO MDS-700」は、モバイルタイプの上位機種。幅319×奥行き76×高さ54mm、重量603gとスティック形状のコンパクトな本体で、持ち運びにも収納にも便利。

 モバイル機ながら両面同時スキャンが可能。USBバスパワーで動作するのでモバイルノートと共に持ち運んで外出先で利用することもできる。モバイルタイプのお約束であるプラスチックカードへの対応も万全。

■製品情報


JUSTIO MDS-600

Image from Amazon.co.jp
BROTHER ドキュメントスキャナー モバイルタイプ MDS-600

 「JUSTIO MDS-600」はブラザーのドキュメントスキャナーのなかでも最も小型・軽量モデル。幅282×奥行き50×高さ39mm、重量は約315g。

 片面スキャンかつ手挿しと、機能的にはシンプルだが、名刺の読み取りやちょっとした書類の読み取りには必要十分。もちろんUSBバスパワーで動作するので、外出のお伴にも最適の1台。

■製品情報

ブラザー JUSTIOシリーズスペック概要
品名/型名 ADS-2500W ADS-2000
読み取り方式 ADF、両面同時読み取り
読み取りモード 片面/両面、カラー/グレー/モノクロ/自動
読み取り速度/150dpi 白黒:毎分片面24枚・両面48面、カラー:毎分片面24枚・両面48面 白黒:毎分片面24枚・両面48面、カラー:毎分片面24枚・両面48面
読み取り速度/200dpi 白黒:毎分片面24枚・両面48面、カラー:毎分片面24枚・両面48面 白黒:毎分片面24枚・両面48面、カラー:毎分片面24枚・両面48面
読み取り速度/300dpi 白黒:毎分片面24枚・両面48面、カラー:毎分片面24枚・両面48面 白黒:毎分片面24枚・両面48面、カラー:毎分片面24枚・両面48面
読み取り速度/600dpi 白黒:毎分片面12枚・両面24面、カラー:毎分片面6枚・両面12面 白黒:毎分片面12枚・両面24面、カラー:毎分片面6枚・両面12面
読み取り範囲 はがき、名刺、プラスチックカード、幅51~215.9mm×長さ70~355.6mm
原稿搭載枚数 50枚
インターフェース USB 2.0、有線LAN(10BASE-T/100BASE-TX)、IEEE802.11b/g/n USB 2.0
サイズ 幅299×奥行き220×高さ179mm 幅299×奥行き220×高さ179mm
質量 約3.6kg 約3.3kg
対応OS Windows/Mac OS
ブラザー JUSTIOシリーズスペック概要
品名/型名 MDS-700D MDS-600
読み取り方式 手動給紙、両面同時読み取り 手動給紙、片面読み取り
読み取りモード 片面/両面、カラー/グレー/モノクロ 片面、カラー/グレー/モノクロ
読み取り速度/150dpi 白黒:片面6秒/枚・両面9.5秒/枚、カラー:片面14.5秒/枚・両面28.5秒/枚 白黒:片面12秒/枚、カラー:片面16.5秒/枚
読み取り速度/200dpi 白黒:片面6.5秒/枚・両面12.5秒/枚、カラー:片面19秒/枚・両面38秒/枚 白黒:片面12秒/枚、カラー:片面22秒/枚
読み取り速度/300dpi 白黒:片面9.5秒/枚・両面19秒/枚、カラー:片面28.5秒/枚・両面57秒/枚 白黒:片面13.5秒/枚、カラー:片面32.5秒/枚
読み取り速度/600dpi 白黒:片面19秒/枚・両面38秒/枚、カラー:片面57秒/枚・両面113秒/枚 白黒:片面22秒/枚、カラー:片面64.5秒/枚
読み取り範囲 はがき、名刺、プラスチックカード、幅76~216mm×長さ50~356mm はがき、名刺、幅76~216mm×長さ50~356mm
原稿搭載枚数 1枚 1枚
インターフェース USB 2.0 USB 2.0
サイズ 幅319×奥行き76×高さ54mm 幅282×奥行き50×高さ39mm
質量 約603g 約315g
対応OS Windows/Mac OS

パナソニック「Ractory」
家電の雄が個人向けドキュメントスキャナーに参入

 パナソニックは、従来ビジネスユース向けにドキュメントスキャナーを提供してきたが、この冬に個人向けドキュメントスキャナーの提供も開始。シリーズ名を「Ractory(ラクトリー)」としている。

Ractory KV-S1026C

■Amazon.co.jpで購入

 「Ractory KV-S1026C」は、パナソニックが今冬から販売開始した個人向けドキュメントスキャナーの上位機種。据え置き型で両面40枚/分(カラー200dpiの場合)の読み取り速度を誇る。

 ADFには50枚の原稿をセットできる上、同社がこれまで業務用ドキュメントスキャナーで培ってきた技術が採用される。その1つが「アクティブリタードローラー」で、超音波センサーと共に重送を防ぐ。

 また、本体前面にボタンを3つ搭載し、それぞれ読み取り設定を記憶できる。これにより、書類や名刺などスキャンする媒体ごとに設定を変更しなおす手間が要らない。

■製品情報


Ractory KV-S1015C

■Amazon.co.jpで購入

 「Ractory KV-S1015C」は、同「KV-S1026C」と比べて読み取り速度が20枚/分となっている廉価版ともいえる製品。しかしその他の機能はほぼ同一で、ADFには原稿を50枚セット可能なほか、「アクティブリタードローラー」なども搭載されている。ほかにも、スマホ/タブレット、クラウドサービスにデータを転送できる機能などを搭載する。

■製品情報

パナソニック ラクトリーシリーズスペック概要
品名/型名 KV-S1015C KV-S1026C
読み取り方式 ADF、両面同時読み取り
読み取りモード 片面/両面、24ビットカラー/256階調グレー
読み取り速度 200dpi 白黒:毎分片面20枚・両面40面、カラー:毎分片面20枚・両面40面 白黒:毎分片面30枚・両面60面、カラー:毎分片面20枚・両面40面
300dpi 白黒:毎分片面20枚・両面40面、カラー:毎分片面13枚・両面26面 白黒:毎分片面20枚・両面40面、カラー:毎分片面13枚・両面26面
読み取り範囲 幅48~216×長さ70~2540mm
原稿搭載枚数 50枚
インターフェース USB 2.0
サイズ 幅303×奥行き177×高さ137mm
質量 約2.7kg
対応OS Windows

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