「NEXTGEAR-MICRO im520BA9-W7-IS」

イクシオン サーガ遊ぶならこれ!マウスがバランス最高の推奨PC

文●相澤正誠

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イクシオン サーガの推奨PC「NEXTGEAR-MICRO im520BA9-W7-IS」の魅力

マイクロATXサイズのコンパクトなボディ

 まずは、「NEXTGEAR-MICRO im520BA9-W7-IS」の基本スペックから見ていこう。CPUはクアッドコアのCore i5-3470(3.20GHz、TurboBoost時最大3.60GHz)、メモリが4GB×1枚、グラフィックボードがミドルレンジのNVIDIA GeForce GTX650(1GB)、ストレージが500GBのHDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチとなっている。これで5万9850円と非常に高いコストパフォーマンスを実現。

美しい配線により、小型ながら内部は非常にスッキリしている

 もちろん、マウスコンピューターの大きな魅力「BTO」にも対応しており、より高性能なCPUへの変更、静音性と冷却性を高められる水冷CPUクーラーの搭載、メモリの増設、ストレージにSSDを追加、光学ドライブを記録型BDに変える、より省エネの電源を選べるなど、幅広いパーツを用意。ゲーミングPCらしく、ゲーマー向けのマウスやキーボード、ヘッドセットも数多くそろえている。

MSI製のNVIDIA GeForce GTX650を搭載。ミドルレンジのグラフィックボードとして発熱が少ないこともあり、動作音は静か

 「NEXTGEAR-MICRO im520BA9-W7-IS」の魅力で際立つのは、そのバランスの良さだ。ゲーミングPCというとゴツくてデカイというイメージもあるが、「NEXTGEAR-MICRO im520BA9-W7-IS」はマイクロATXサイズとコンパクト。それでいながら、大型のグラフィックボードを2枚搭載できる内部のスペースを確保し、2.5インチサイズのSSDを2基、3.5インチのHDDを2基と最大4基のストレージを内蔵が可能な、ATXサイズと同レベルの拡張性を確保している。

前面に2基、背面と天面に1基ずつと計4つの冷却ファンを備える

 実際に使用して、まず驚いたのが思ったよりずっと動作音が静かだったこと。前面に2基、天面と背面に1基ずつの冷却ファンを備え、前面と左側面はメッシュ加工と冷却力を重視した構造であるため、騒音は高いと想像していたが、グラフィックボードに発熱が少ないNVIDIA GeForce GTX650を採用していることもあり、不快さを感じるような動作音ではなかった。底面に高い制振性能を持つインシュレーターを搭載し、不快さの原因となる振動音を極力抑えているのも静かに感じる要因だろう。

 ただし、密閉率は低いので、ファンが動作する音はケースの外へとつねに漏れている状態。ファンの風切り音が苦手な人は気になるかもしれない。静音性を高めたい場合は、BTOで水冷CPUクーラーを選ぶとよいだろう。

前面も左側面もメッシュ仕様と冷却性能を重視しながら、ゲーミングPCとしては騒音は抑えめ



マウスコンピューター/G-Tune

(次ページ、「ベンチマークで見るゲームへの使える度」に続く)