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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第283回

早くも冬到来! 猫はいろんな場所で丸くなる

2012年12月14日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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室内の猫は丸く、というか堕落!?

電気カーペットがあると猫は堕落し、もうそこから動かなくなるのである。ちょうどそのとき持っていたiPhoneで撮影。こういうときiPhoneは便利(2011年12月 アップル iPhone4S)

電気カーペットがあると猫は堕落し、もうそこから動かなくなるのである。ちょうどそのとき持っていたiPhoneで撮影。こういうときiPhoneは便利(2011年12月 アップル iPhone4S)

 4番目からは室内編。「猫は電気カーペットで丸くなる」。

 電気カーペットとか床暖房とか、猫の大好物で、そこでぺたんと丸くなるともう動かない。死んだように眠っておりますが、推定20歳の老猫なのでさもありなん。ほっぺたをぺたんとつけて幸せそう。

荷物が届いたあとの箱を放置していると、あっという間にこうなります。思い切りはみ出ているけど、このギリギリ収まる感じが落ち着くらしい。猫を起こさないよう、iPhoneでそっと撮影(2012年1月 アップル iPhone 4S)

荷物が届いたあとの箱を放置していると、あっという間にこうなります。思い切りはみ出ているけど、このギリギリ収まる感じが落ち着くらしい。猫を起こさないよう、iPhoneでそっと撮影(2012年1月 アップル iPhone 4S)

 5番目以降はうちの猫。「猫はAmazonで丸くなる」。

 猫はAmazonの箱(まあAmazonに限らないけど)が好き。自分が収まるかどうかギリギリのサイズ感がいいらしい。暖かいしね。

 うちでは「かふか」がお気に入り。

 最後は「猫は日向で丸くなる」。

 冬は太陽の位置が低いので部屋の奥まで陽射しが入る。14時から15時頃、ちょうどいい感じにソファーに日が当たるので、午後になるとここで昼寝するのが定番なのだ(冒頭写真)。

 ただ、白い猫が日向に、茶色い猫が日陰にいるとカメラ的には超キツい。明暗の差が激しすぎて、日向の大五郎に明るさを合わせると後ろのかふかが暗くなって写らないし、日陰のかふかに合わせると今度は大五郎が真っ白に白飛びしちゃう。

 そんなときは、HDR機能を持つデジカメの出番。露出を変えて3枚撮って合成することで明るいところも暗いところも両方きちんと写しましょうという機能。それで撮ってみたのが下の写真。

HDRのおかげで影に入るかふかもかろうじて写っております。普通に撮った写真だとかふかがいるかいないかわからないくらい。デジタルならではの技。2匹の位置関係が逆ならよかったのだけどねえ(2012年12月 ソニー NEX-5N)

HDRのおかげで影に入るかふかもかろうじて写っております。普通に撮った写真だとかふかがいるかいないかわからないくらい。デジタルならではの技。2匹の位置関係が逆ならよかったのだけどねえ(2012年12月 ソニー NEX-5N)

 ともあれ、あまり厳冬になりませぬように。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイ ン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩で、天気がいい日は自転車で都内を走りながらネコを探す日々。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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