日本通信販売協会は12月11日、協会の理事社・監事社を中心とする会員企業計131社を対象とした2012年10月度の売上高を発表した。
10月度の総売上高(131社)は前年同月比0.8%増の1430億2900万円となった。伸び率を商品別でみると、「衣料品」は前年同月比0.9%減の372億5400万円、「家庭用品」は同3.0%減の251億6700万円、「雑貨」は同2.6%増の553億5400万円、「食料品」は同0.4%減の184億7900万円、「通信教育・サービス」は同41.1%増の37億5400万円だった。
「雑貨」「通信教育・サービス」の分野は今年度調査開始(2012年4月度)以来、伸び率の増加が続いている。また、その他の分野では伸び率の減少が見られるものの、減少幅は先月度に比べどれも縮小している。
なお、10月度の1社あたりの平均受注件数は、9万8247件(回答100社)だった。