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これは入れたいWindows 8の新定番アプリ特集 第2回

位置情報でより快適に使えるWindows 8アプリを楽しむ

2012年12月11日 12時00分更新

文● 小林哲雄

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 Windows 8アプリ特集の2回目は、Windows 8搭載PCを外で持ち歩いて使うときに活躍しそうな、位置情報を活用するアプリを中心に紹介しよう。

乗換NAVITIME

メイン画面は路線図が大きく表示される。路線図は4種類から選択可能

価格 無料
ストアカテゴリ 旅行
年齢区分 12歳以上
発行者 NAVITIME
プラットフォーム x86/x64/ARM
使用する項目 位置情報・インターネット接続

 「乗換NAVITIME」は乗り降りする駅を指定して、乗換方法を案内するアプリだ。路線図マップとしては「首都圏/東京(地下鉄)/関西/名古屋」が用意されており、タッチ操作で出発駅、到着駅を設定できる。それ以外のエリアでも、キーボード入力で検索可能だ。使用路線は鉄道や路線バスだけでなく、「飛行機/新幹線/特急線/高速バス/フェリー/その他有料路線」が検索可能となっている。

検索結果は4種類表示され、乗換に便利な乗車位置も表示されるので実用的。この検索結果を「共有」でメール送信できないのが残念だ

 検索は「所要時間/運賃/乗換回数」の条件に基づく上位4件が表示され、乗換が便利な乗車位置も表示されるので実用的だ。また、メイン画面を左にスワイプすると、過去のルート検索履歴が表示される。過去の検索結果の詳細を確認したり、今の時間で再検索できる。また、都道府県単位の運行状況や、駅の時刻表も表示できる。

過去3件のルート検索がメイン画面横に表示されているので、検索結果を確認したり、今の時間で再検索できる。欲を言えば逆ルート検索が欲しい

都道府県単位で表示される運行状況もわかるので、出かける前に確認しておきたい

 乗換案内アプリとしては比較的良好な出来だが、Windows 8のアプリとして実用性を考えた場合、共有機能を使って検索結果を送信する機能が欲しかった。

全国タクシー配車

メイン画面。画面が広い分スクロールしなくてもお気に入りが表示され、すぐ呼び出せるのがストアアプリ版の魅力

価格 無料
ストアカテゴリ 旅行
年齢区分 12歳以上
発行者 日交データサービス
プラットフォーム x86/x64
使用する項目 位置情報・インターネット接続

 「全国タクシー配車」は、1年ほど前に日本交通子会社の日交データサービスが、タクシー事業者と提携して開始した「インターネットを使ってタクシーを呼ぶ」サービスだ。2011年12月にiOS/Android版がリリースされ、その後Windows Phone版も登場した。そのアプリのストアアプリ版である。

 電話でタクシーを呼び出すのと違い、全国タクシー配車ではピンポイントで呼び出し場所が指定できるうえ、あらかじめ行先も登録できるのが魅力だ。現在は35都道府県の69グループ、計1万5367台のタクシーを、オンラインで予約、呼び出しできる。提携外の地域でも、最寄事業者の電話番号がわかるようになっている。

呼び出し先だけでなく、行先も事前に設定できる

提携タクシー会社のエリア外でも、その地域のタクシー会社の電話番号がわかる

 移動中に使う場合はスマホアプリで十分と思うが、画面が広くて見やすいパソコンの方がわかりやすい。事前に目的地を「お気に入り」に登録しておけば、より一層使い勝手がよくなるだろう。

 現在のバージョンは、場所を細かく指定しなければならない。そのためには、マップをある程度拡大しないとダメだということが直感的にわかりにくく、最初は「場所が指定できない?」とちょっとまごついた。Windows Phone版の場合、高縮尺の荒い地図で「場所を指定」というボタンを押すと、自動的に地図がズームインするのに対し、ストアアプリ版は「地図を拡大する」となっているのが原因かもしれない。

細かく場所が指定できないこともあり、マップはある程度拡大表示しないと「タクシーを呼ぶ」というボタンにならない。「ここに呼ぶ」をタップしても画面が変わらないのでちょっとまごついた

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