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T教授の「戦略的衝動買い」 第222回

スマホで十分と思った矢先に「GALAXY Camera」を衝動買い

2012年12月12日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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外観もスマホではなくデジタルカメラそのものだ。この中に、Android 4.1とクアッドコア 1.4GHzのプロセッサー、8GBの内部ストレージを収納している

 初期起動の段階で、カメラらしく突然ズームレンズがギュィーンと伸びてくるが、これには注意が必要だ、テーブルに置いて初期設定していても、片手で持っていても、いろいろトラブルを引き起こしそうだ。事前に液晶画面によるアラート表示があったほうがいいだろう。

 起動直後の画面は、Androidスマートフォンそのものだ。液晶画面サイズは4.8インチ(1280×720)。筆者愛用の「GALAXY Note II」よりも一回り小さく感じるが、4インチのiPhone 5に比べると、カメラとしては圧倒的に使いやすい余裕の大きさだ。約300gある本体は、スマホに比べるとズッシリ感はあるが、デジタルカメラとしては逆に扱いやすく、安心できる重さと大きさだ。

iPhone 5(左)、Galaxy Note II(右)とGALAXY Camera(中央)との大きさ比較

Galaxy Note II(左)、GALAXY Camera(中央)、iPhone 5(右)の液晶サイズ比較

4.8インチ「スーパークリアLCD」(1280×720ドット)は、ビデオ再生の画質にも威力を発揮する

 液晶画面から見た左側面には、上から「フラッシュ」のメカニカル起動を行なうスイッチと、内蔵スピーカーがある。右側面には充電用のmicro USBポートとイヤフォン端子、ストラップホールが並ぶ。上面には、左から電源スイッチ、ズームボタン、シャッターが配置されている。

フラッシュライトは側面のボタンを押すと「カシャッ」と出てくる。これはこれで、なかなかノスタルジックで心地いい

反対側の側面には、上部に3.5mmのイヤフォンジャック、中央部に充電用のmicro USB端子、下部にはストラップホールがある

上面には、左端にリトラクタブルなフラッシュライト、中央に電源スイッチ、右端にはシャッターボタンと、その周囲をとりまくジョグ形式のズームリングがある

 GALAXY Cameraの大きな特徴のひとつは、「21倍の光学ズームレンズ」を搭載していることだ。ホーム画面上のカメラアイコンをクリックしてカメラ機能を起動し、上面のズームレンズボタンを時計の針方向にひねると、いったいどこに隠れていたのかと思うほど長い、3段レンズがヌゥ~っと伸び上がってくる。

光学21倍のズームレンズを最大に伸ばすと圧巻だ

 底面の蓋のロックを外して開くと、バッテリーとSIMカード、micro SDメモリーカードを収納するスペースがある。筆者はb-mobileの「基本料0円SIM」(マイクロSIMタイプ)と、32GBのmicro SDを使用している。GALAXY Cameraは音声通話をサポートしないので、b-mobileの3Gデータ通信専用マイクロSIMを使える。そしてこれで十分だ。

底面扉を開くと、容量1650mAhの充電池とmicro SDメモリーカード(最大32GB)、3G SIMを収納するスペースがある

標準で付属する皮革製ストラップは、安定した撮影スタイルを支援してくれる

 GALAXY Cameraはその名のとおりカメラなので、しっかりしたストラップを付けるホールが本体に備わっている。標準で付属する本体と同系色のストラップも、安定した姿勢での撮影にはありがたい。

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