日本のアプリはまだ少ない
若者向けのアプリ開発促進策も
11月26日にマイクロソフトは、「ストアアプリの登録数が2万本を突破した」と発表した。もちろんこれは全世界でのトータルであり、日本語アプリを見つけやすい設定で検索すると、途端に見つけられるアプリ数は減る。日本マイクロソフトでも、ストアアプリ開発の促進策を進めている。本稿執筆時点で発表された施策は2件。どちらも若い開発者や予備群に向けてアピールしている。
まず12月3日には、「Windows Ambassadorキャンパスツアー報告会」が開かれて、マイナビ、リクナビ、楽天の3社が、学生の就職活動支援用Windows 8アプリを投入すると発表している(12月8日時点ではリクナビ2014のみ公開中)。就活という観点では、楽天が「楽天みんなの就職活動日記」というソーシャルアプリと、エン・ジャパンが「[en]就活適性診断」というアプリをすでに公開している。
就活というと携帯電話、近年ならばスマホやソーシャルメディアも使ってというのが一般的だと思えるが、ここはWindows 8マシンでアピールをというところだろうか? ちなみにWindows Ambassadorとは、大学生・大学院生で構成されたメンバーが、同じ学生層にWindowsの魅力を伝えるマーケティング活動を行なう取り組みである(関連記事)。
また12月7日には、Windows搭載パソコンや周辺機器の普及促進団体である「ウィンドウズ デジタル ライフスタイル コンソーシアム」が、次代を担う若者を対象としたWindows 8のアプリコンテスト「Digital Youth Award」をスタートしている(関連記事2)。こちらは「人が豊かになる国民的アプリ」をテーマにしており、アプリに限らずアイデアでも応募ができる。
ストアアプリはWindows 8発売から3ヵ月以内に、10万本の登録を目標としている。今後もまた、ストアアプリに関する協業発表の予定があるという。
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