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Windows 8アプリ版「スター誕生」!? WDLCがコンテスト開催

2012年12月07日 15時15分更新

文● ASCII.jp編集部

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 Windows搭載パソコンや周辺機器の普及促進団体である「ウィンドウズ デジタル ライフスタイル コンソーシアム」(WDLC)は7日、若者に向けたWindows 8ストアアプリのコンテスト「Digital Youth Award」を本日から開催すると発表した。選考結果は2013年2月28日に発表の予定。

 Digital Youth Awardでは、応募者が実際に開発したWindows 8アプリを募集する「アプリ開発部門」と、アプリのアイデアを募集する「アイデア発想部門」の2部門が用意される。審査はWDLCの運営事務局と各界有識者により行なわれ、最終的に12点(各部門6点)の優秀作品が選出されるという。そして2月28日にニコファーレで開催される「決勝大会」では、グランプリ1作品、準グランプリ2作品が選定される。

 Digital Youth Awardの興味深い点は、単に優秀なアプリを顕彰するだけでなく、ビジネスに結びつけることを重視している点だ。決勝大会には100社の企業がバイヤーとして参加。そして最終選考に残った40点の入選作品のアプリ・アイデアを、応募者と企業の間で事業化やアイデアの実現化を交渉する「ドラフト会議」のような場になるという。ものによっては、優秀なアプリをその場で企業が買い取る、といったこともありうる。日本マイクロソフトでこのプロジェクトを担当する勝俣喜一朗氏は、Awardの一連の流れを、1970年代に人気を博したオーディション番組「スター誕生」に例えている。

開催スケジュール概要とサポートプログラムについて

Awardのテーマは「人を豊かにするアプリ」。社会貢献や暮らしを豊かにするだけでなく、個人の心を豊かにするといった方向性もあり

 募集のテーマは「人を豊かにするアプリ」。社会や暮らしを豊かにするアプリやアイデアを募集するという。アプリの開発やアイデアの検討は独力でもできるが、応募者を支援する「サポートプログラム」も用意される。WDLCが運営する「Digital Youthプロジェクト」の登録メンバー向けに、開発・企画支援のセミナー「Digital Youth College 2012」を開催するほか、協賛企業による「メンターシッププログラム」、登録メンバー以外でも参加できるセミナーも開催される予定である。

 Awardの応募資格は、18~29歳までの個人またはチーム。応募期間は12月7日から2013年1月31日までで、応募受付サイトから応募する。

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