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国内シェアトップ「デル」が挑む新戦略に迫る 第1回

国内シェアNo.1! デルのディスプレーが売れ続ける理由

2012年12月18日 11時00分更新

文● エースラッシュ

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個性派・高機能・バランス重視のおすすめモデルは?

 ここでは、デルのディスプレー製品を3つの切り口で数台紹介しよう。まずひとつ目は、最近になって強化されている「個性派モデル」だ。これはやはり29型ウルトラワイドのU2913WMと、タッチ対応/多関節スタンドのS2340Tが真っ先に挙げられるだろう。この2製品を超えるほど個性的な製品はなかなか見当たらないはずだ。

最大解像度2560×1080ドット、
29型ウルトラワイドの「U2913WM」

 U2913WMは、最大解像度2560×1080ドットという特異な液晶パネルを採用したディスプレーで、ちょうど2台のワイドディスプレーを隣り合うように横に並べ、その間のベゼルをなくしたイメージで利用できる。非常に横長なモデルだが、上下左右の視野角は178度と広く、端のほうが見にくいというようなことはない。パネルはAH IPS方式を採用しており、LEDバックライトを搭載。直販価格は3万9980円だ(2012年12月18日現在)。

「デル デジタルハイエンドシリーズU2913WM 29インチモニタ」

10点タッチ対応/多関節スタンドの
23型「S2340T」

 S2340Tは、2つの関節を持つスタンドのおかげで、通常のディスプレーとしての設置角度から床面に水平になるまで画面を傾けた状態まで、幅広い角度や高さでの利用が可能だ。タッチ機能は10点のマルチタッチに対応。表示領域に対してベゼル部がフラットになっているため、画面端を利用するスワイプ操作などもたやすい。

 また、HDMI端子などの通常のインターフェースに加えて、USB 3.0ケーブル1本をPCと接続するだけで映像表示や音声の再生が可能なうえ、内蔵カメラや内蔵マイク、本体背面にある有線LANポートやDisplayPort端子も利用できるようになる。インターフェースが少ない薄型ノートやUltrabookなどと組み合わせると便利だろう。直販価格は5万4980円だ(2012年12月18日現在)。

「デル S2340T 23インチマルチタッチモニタ」

プロの需要に応えるデジタルハイエンド
24型「U2410」、30型「U3011」

 プロユース向けの「高機能モデル」では何があるかというと、「デル デジタルハイエンド」シリーズの「デル デジタルハイエンドシリーズ U2410 24インチワイドモニタ」、30型「デル デジタルハイエンドシリーズ U3011 30インチワイドモニタ」が挙げられる。

「デル デジタルハイエンドシリーズ U2410 24インチワイドモニタ」

「デル デジタルハイエンドシリーズ U3011 30インチワイドモニタ」

 いずれもIPSパネルを採用しており、上下左右の視野角は178度、10億色以上を表示できるというモデルだ。最大解像度は、U2410が1920×1200ドット、U3011が2560×1600ドット。出荷時にはAdobe RGBおよびsRGBモードを調整してあるため、購入後に色調整がほとんど不要になる。もちろん、カスタムカラーモードも搭載している。

価格と性能のバランスを重視したメインストリーム
23型「U2312HM」

 最後に、価格と性能のバランスを重視したモデルも紹介しよう。「デジタルハイエンド」シリーズ中では下位にあたる、メインストリーム製品「デル デジタルハイエンドシリーズ U2312HM 23インチワイドモニタ」だ。23型という手ごろなサイズでIPSパネルとLEDバックライトを採用しつつ、直販価格は1万7980円と安価だ(2012年12月18日現在)。最大解像度は1920×1080ドットで、ピボット機能も備えている。買って損はない、多くの人にとってお買い得なモデルだ。

「デル デジタルハイエンドシリーズ U2312HM 23インチワイドモニタ」

(提供:デル)

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