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油圧式変形機構が魅力!「VAIO Duo 11」ロードテスト 第5回

店頭販売向けの標準仕様モデルを試用

「VAIO Duo 11」のデジタイザースタイラスで作業効率が大幅アップ!

2012年12月24日 11時00分更新

文● 高橋量

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アプリでの文書作成や画像加工に活用する

 VAIO Duo 11をアップデートすることで利用できる手書きノートアプリ「Note Anytime for VAIO」もオススメだ。同じメモアプリである「OneNote」と異なるのは、簡単な操作でドキュメントを作り込める点。ペンの色や太さ、図形や文字のレイアウトなどを直感的に操作できる。集中して文書を作成できるのが魅力だ。高度な機能も豊富に用意されているので、サンプルを確認してみるといいだろう。

リングメニューでペンの色や太さを手軽に変えられる

あらかじめ用意されているサンプル。イラストや図形の作成にも向いている

 画面のキャプチャーには、付属の「Active Clip」が便利。デジタイザースタイラスのボタンを長押しして作業画面を表示したあと、必要な部分をペンで指定するだけで画面のキャプチャーが可能だ。エッジ抽出機能を使えば、複雑な形状でも簡単にトリミングできる。Windows標準のスニッピングツールに比べて使い勝手がよく、動作も軽快な点がうれしい。

切り抜きたい画面を表示したあと、デジタイザースタイラスのボタンを長押しして作業画面を表示。切り抜き方法を選択する

エッジ抽出で切り抜く場合は、ペンで輪郭を大まかになぞる

輪郭が自動的に認識され、その部分だけが切り抜かれる。切り抜き部分の追加や削除などの調整も可能だ

 イラストを作成する場合は、お絵かきアプリ「Fresh Paint」を利用するといいだろう。筆圧検知にも対応しているので、微妙なタッチも再現可能だ。本格的なドローツールではないが、簡単なお絵かき程度なら十分利用できる。

手書き入力に対応したWindowsストアアプリ「Fresh Paint」

筆圧の強弱を付けることで、力強いタッチやかすれたようなタッチで線を描ける


ソニーストア

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(次ページ、「デジタイザースタイラスを使いこなせば作業スタイルが変わる!」に続く)


 

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