新しい書籍を購入した場合は、ユーザー専用のAmazonクラウドストレージに転送された書籍を、自分のKindleにダウンロードすることで、いつでもどこでも読めるようになる仕組みだ。コミックのように一部の大容量ファイルはWi-Fi接続でのダウンロードが条件となるが、一般書籍は3G回線で、いつでもどこでもダウンロードが可能だ。
端末であるKindle自体の初期設定は、極めて簡単だ。画面に表示される指示に沿って、処理を進めていくだけですべて終了する。また、KindleはSNSを利用して、ユーザーごとの読書の進捗情報を公開・交換できるように作られている。FacebookやTwitterのユーザーIDを登録すると、今同じ書籍を読んでいる人たちとの情報交換を上手く実現できる。
設定が難なく終了し、Amazonクラウドにネット経由でWi-Fi接続できたら、次はWi-Fi接続をオフにして、3Gで何ができるのか試してみた。結論から言えば、やはり今回のKindleでは、2年前のモデルのような無料3G回線での一般的なウェブ接続は無理のようだった。Kindleの無料3G回線でできることは、Kindleストアに接続して書籍(コミック以外)をダウンロード購入することと、WiKipediaの検索・参照だけであった。
「Whispersync」による同期は
複数端末を使い分ける人に極めて便利
では実際の書籍の購入、ダウンロードをやってみよう。初期設定終了時の端末には、「Kindleユーザーガイド」「ようこそ!」「辞書3アイテム」という3つの電子書籍が存在している。紙の書籍もすでに持っているが、比較のためにコミック「孤独のグルメ」電子書籍版(紙の本より安い)を、Kindle単体でWi-Fiを利用して購入してみた。
データサイズが大きいコミックではあるが、Wi-Fi接続を使用すればそれほどの待ち時間もなく、いとも簡単にKindleにダウンロードできてしまった。しかし、紙のコミックのサイズが実測で約8.5インチサイズ。それに対して6インチのモノクロKindleでは、予想どおり表現力にも限度があり、コミックの絵と同じ色の文字との、重なり具合も微妙だ。
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