Windows 8を搭載し、より高速に!デルの13型Ultrabook「XPS 13」秋モデル ― 第2回
高速な起動・終了でモバイラーを魅了する「XPS 13」
2012年12月11日 11時00分更新
SSDの高速さが光るパワフルモバイル
「XPS 13」のベースモデルは、3モデルある。今回試用したスタンダードモデルは、第3世代Intel Core i5-3317Uに4MBのメモリと128GBのSSDを組み合わせた構成だ。プレミアムモデルではメモリが8GB、SSDが256GBになり、最上位となるプラチナモデルではCPUが第3世代Intel Core i7-3517Uに8GBメモリと256GBのSSDという構成になる。
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春モデルのベーシックモデルでは第2世代 Core i5-2467Mを搭載していたが、秋モデルでは全モデルが第3世代Core iシリーズ搭載となった。これにともなってグラフィックス機能もIntel HD Graphics 4000になり、全体が底上げされた。OSはもちろんWindows 8が基本となっている。
この表面的な構成から見えるよりも、使い勝手はさらによい。 前回は、スペックや搭載するインターフェースを紹介した。続いては、パフォーマンスのチェックだ。
特に、XPS 13の起動・終了等の高速さはすばらしい。電源ボタンを押してからWindowsのスタート画面が表示されるまでが、約9.86秒。終了はほとんど「シャットダウン」を押した瞬間に画面が暗くなるという印象だ。SSDを搭載していてもBIOS画面で待たされるマシンが多い中、快適さはずば抜けている。
試用機の主なスペック | |
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製品名 | XPS 13 スタンダードモデル |
CPU | Intel Core i5-3317U(1.70GHz) |
チップセット | モバイル インテル QS77 Express チップセット |
メモリ | 4GB/8GB |
ディスプレー | 13.3型ワイド(WLEDディスプレー 1366×768ドット) |
グラフィックス | Intel HD Graphics 4000 |
ストレージ | 約128GB SSD |
光学式ドライブ | ― |
通信機能 | 無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0 |
インターフェース | USB 3.0端子×2、Mini DisplayPort端子×1、有効画素数約130万画素ウェブカメラ |
カードスロット | ― |
サウンド機能 | 内蔵ステレオスピーカー、デジタルモノラルマイク、ヘッドセット端子 |
本体サイズ/重量 | 約幅316×奥行き205×高さ6-18mm/約1.36Kg |
バッテリー駆動時間 | 約8時間53分 |
OS | Windows 8 64bit版 |
(次ページ、「気になるベンチマークの結果は?」に続く)
