多彩なレンズ補正機能を試す
2機種ともメニュー項目にレンズ補正があり、周辺光量、倍率色収差、歪曲収差の補正をオートかオフかで選択ができる。新レンズを装着してみたところ歪曲収差補正の項目だけはグレーアウトして設定がオートのまま変更できなかったが、ほかの2つの収差補正のオン/オフは可能だったので試してみた。
歪曲収差補正「オート」の撮影サンプル
歪曲収差補正と周辺光量補正「オート」の撮影サンプル
歪曲収差補正と倍率色収差補正「オート」の撮影サンプル
歪曲収差補正、倍率色収差補正、周辺光量補正「オート」の撮影サンプル
上のサンプルはすべてNEX-6で撮影したもの。詳しく見てみると画面全体的に均一な性能だ。広角側は開放から解像感が高く、絞りをF5.6まで絞ると一番よくなる。それ以上絞っていくとどんどん解像感が低下。周辺部でも同様の傾向だ。
望遠側は絞り開放だと解像感が低く、1段絞ったF8が一番よくなる。周辺部も似たような傾向で1段は絞ったほうがよさそうだ。
レンズ補正機能は基本的にすべてオートで問題ないだろう。あえて周辺部を暗くしたい場合には周辺光量補正をオフにするのもありだ。