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ソニー「NEX-5R」&「NEX-6」の画質を徹底チェック!

2012年11月29日 12時00分更新

文● 周防克弥

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どちらも画質は基本的に一緒

 撮像素子はNEX-5RNEX-6ともにAPS-Cサイズで、有効画素数は約1610万画素の「Exmor APS HD CMOSセンサー」を採用する。感度はISO 100からISO 25600まで設定可能だ。

NEX-5Rの感度別撮影サンプル

ISO 100

ISO 100

ISO 200

ISO 200

ISO 400

ISO 400

ISO 800

ISO 800

ISO 1600

ISO 1600

ISO 3200

ISO 3200

ISO 6400

ISO 6400

ISO 12800

ISO 12800

ISO 25600

ISO 25600

NEX-6の感度別撮影サンプル

ISO 100

ISO 100

ISO 200

ISO 200

ISO 400

ISO 400

ISO 800

ISO 800

ISO 1600

ISO 1600

ISO 3200

ISO 3200

ISO 6400

ISO 6400

ISO 12800

ISO 12800

ISO 25600

ISO 25600

 2機種で感度を変えて撮影したが結果はほぼ一緒。一応、本体の性能差を見るために同じレンズに付け替えて撮影しているのだが、データを見比べても区別はつかない。

 ノイズはISO 1600から目に付くようになり、ISO 3200以降で結構目立つ。それでもISO 6400まではノイズ処理されるのでさほどではないが、ISO 12800以降で大幅にノイズが増加しはじめる。ザラツキ感は大きいがディテールが結構残る方向性だ。

 撮影モードも完全フルオートの「プレミアムおまかせオート」をはじめ、プログラムAE,絞り優先AE、シャッタースピード優先AE、マニュアル、スイングパノラマ、シーンセレクションなどはどちらも利用可能。撮影機能についても同等だ。

Dレンジオプティマイザーの撮影サンプル

オフ

オフ

オート

オート

Lv1

Lv1

Lv2

Lv2

Lv3

Lv3

Lv4

Lv4

Lv5

Lv5

HDRの撮影サンプル

オフ

オフ

オート

オート

1EV

1EV

2EV

2EV

3EV

3EV

4EV

4EV

5EV

5EV

 おなじみの「Dレンジオプティマイザー」と「オートHDR」機能も引き続き搭載されている。ハイライトやシャドーの補正に有効な機能で、Dレンジオプティマイザーは若干暗部にノイズが乗りやすいのがネックだが、1回のシャッターで効果が得られる。

 HDRのほうがノイズのないクリアな映像になるが、複数回のシャッターが必要なため、動きのある被写体やカメラが動きやすい場合には失敗する可能性が高い。どちらも自然に大きな効果が得られるので明暗朝の激しいシーンでの撮影には重宝する。



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