デノンが贈る、新世代ヘッドフォン+ネット対応オーディオ 第3回
デノン渾身のワイヤレスイヤホンで1週間走ってみた!
快適ジョギングの必需品!「DENON AH-W150」が売れてるらしい
2012年12月04日 11時00分更新
中音域を重視したポップスなサウンド音
さて、家に帰り、さっそく装着して走ってみる。
AH-W150EMの遮蔽性はそれほど高くない。屋外で使うことに配慮した仕様なのだろう。
初日は、今まで使っていたカナル型とは異なり、耳に掛けるタイプであることや、後ろのネックバンドがフードに当たったりするなど、多少の違和感を感じた。しかし、次の日は自分の耳に合わせて、左右のイヤーピースを組み合わせるなどして(私はもともと右の耳の穴が左に比べて小さいようなのだ)、装着感が俄然アップした。
AVの門外漢という立場で音に関して評させてもらうと、AH-W150EMは中音域を重視したポップス向きのサウンドと言える。
ボーカルがかなり前に出てくるので、女性ボーカルのJ-POPなどはなかなか良さそうだ。私はヘビーメタルやテクノを聴くので、イコライザーを調整して低音を少し持ち上げ、好みのサウンドにしてみた。
Bluetoothでも音切れは少ない
ワイヤレスという点では音切れも気になる。過去に使ったBluetoothヘッドフォンでは、音切れが酷く使い物にならなかった経験がある。それに対し、AH-W150EMが音切れが少なく、かなり優秀だ。iPod touchをズボンのポケットではなく、胸ポケットに入れることで、物理的な距離も近付き、音切れがほとんどなくなった。
Bluetoothヘッドフォンならこちらも見逃せない!
「GLOBE CRUISER AH-W200」
スポーツはAH-W150EMで決まりだが、普段使いのBluetoothヘッドフォンなら同じくデノンの「GLOBE CRUISER AH-W200」もオススメ!
高音質のままワイヤレス伝送を可能にするapt-X対応Bluetoothを搭載し、最長約5時間の連続使用を可能になっている。イヤーフック形状により、高い装着性を実現しており、長時間、快適な音楽再生が可能だ。バッテリーが切れた場合でも、付属のケーブルを接続して音楽再生を継続できる。
そして3日目。フィット感を高くする装着方法がわかってきたので、違和感はほとんど感じない。
耳の後ろ側にかろうじて感触があると思う程度で、上下動しても走ることに集中できる。再生/停止やボリュームなどのボタンも右側に集中しており、操作も直感的。ジョギング向けの製品であることをますます実感する。
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