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知らざれざるASUS製ビデオカードの作り込み具合を徹底調査! 第1回

ASUS製ビデオカードのクーリング性能に迫る【ハイエンド編】

2012年12月01日 11時00分更新

文● 藤田 忠

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2スロットで最速を目指すならコレ
GTX670-DC2T-2GD5

製品情報:http://www.asus.co.jp/Graphics_Cards/NVIDIA_Series/GTX670DC2T2GD5/
実売価格:5万円前後

最大ブーストクロックが1137MHzに設定されている「GeForce GTX 670」搭載モデル

スペック表
GPU NVIDIA GeForce GTX 670
ストリーミングプロセッサー数 1344基
コアクロック 1058MHz
ブーストクロック 1137MHz
メモリー転送レート(相当) 6008MHz
ビデオメモリー GDDR5 2GB
メモリーバス幅 256bit
バスインターフェース PCI Express 3.0
補助電源 6ピン×2

3DMark11 (単位:score) better→

Battlefield 3 1920×1080ドット(単位:fps) better→

 6+2フェーズのデジタル電源回路「DIGI+ VRM」や「Super Alloy Power」を搭載する同社「GeForce GTX 670」搭載ビデオカードの最上位モデル。2スロット仕様のDirectCU IIクーラーを備え、最大時のブーストクロックは、リファレンスの980MHzから157MHzアップした1137MHzで動作する。
 ストリーミングプロセッサー数やコアクロックなどが、GTX 680よりダウンするGTX 670だが、今回試したロットでは実測ブーストクロックがGTX680を上回る1267MHzまで向上。常に高負荷をかける「バトルフィールド3」では、「GTX680-DC2O-2GD5」を超えるfpsを叩き出している。

ボード長は約272mmとGTX680より若干短くなっている。リファレンスデザインに比べ、ヒートパイプが上部に出ているため、PCケースの横幅にも注意が必要だ

補助電源は、扱いやすい6ピン×2基になる

出力インターフェースはDVI-I×1、DVI-D×1、HDMI×1、DisplayPort×1

GPU Tweakによるステータス表示

値下がり基調のねらい目GTX670
GTX670-DC2-2GD5

製品情報:http://www.asus.co.jp/Graphics_Cards/NVIDIA_Series/GTX670DC22GD5/
実売価格:3万7000円前後

リファレンス準拠のコアクロックとなるお手ごろ価格の「GeForce GTX 670」搭載モデル

スペック表
GPU NVIDIA GeForce GTX 670
ストリーミングプロセッサー数 1344基
コアクロック 915MHz
ブーストクロック 980MHz
メモリー転送レート(相当) 6008MHz
ビデオメモリー GDDR5 2GB
メモリーバス幅 256bit
バスインターフェース PCI Express 3.0
補助電源 6ピン×2

3DMark11 (単位:score) better→

Battlefield 3 1920×1080ドット(単位:fps) better→

 ASUSだからこその高品質電源回路やDirectCU IIクーラーを備えつつ、コアクロックなどはリファレンス準拠となる安定志向モデル。GPGPUによる長時間の演算やCADなどの作業を行なうユーザーに最適だ。
 リファレンスクロックだが、さすがASUSこだわりモデルだけあって、実測のブーストクロックはリファレンスから104MHzアップした1084MHzで動作した。

搭載するDirectCU IIクーラーや裏面プレートなどは上位モデルの「GTX670-DC2T-2GD5」と同じだ

補助電源は6ピン×2基が必要になる

出力インターフェースはDVI-I×1、DVI-D×1、HDMI×1、DisplayPort×1

GPU Tweakによるステータス表示

4GBメモリーでマルチディスプレーゲーミングも快適プレイ
GTX670-DC2-4GD5

製品情報:http://www.asus.co.jp/Graphics_Cards/NVIDIA_Series/GTX670DC24GD5/
実売価格:4万5000円前後

従来の倍となる4GBのGDDR5メモリーを搭載するリファレンスクロックモデル

スペック表
GPU NVIDIA GeForce GTX 670
ストリーミングプロセッサー数 1344基
コアクロック 915MHz
ブーストクロック 980MHz
メモリー転送レート(相当) 6008MHz
ビデオメモリー GDDR5 4GB
メモリーバス幅 256bit
バスインターフェース PCI Express 3.0
補助電源 6ピン×2

3DMark11 (単位:score) better→

Battlefield 3 1920×1080ドット(単位:fps) better→

 描画領域が増加するマルチディスプレー構築時やフルHD以上の高解像度時も快適に映し出すビデオメモリー4GB搭載モデル。メモリー容量以外は「GTX670-DC2-2GD5」と、まったく同じスペックで、6+2フェーズのデジタル電源回路などを搭載している。
 4GBモデルは2GBモデルに比べ、重たいゲームでビデオメモリーが不足しがちな部分を補うことができる。また、解像度を上げてもfpsが落ちにくいというメリットもある。

見た目は2GBモデルとまったく同じになっている

メモリー容量は倍でも補助電源は6ピン×2基のままだ

出力インターフェースはDVI-I×1、DVI-D×1、HDMI×1、DisplayPort×1

GPU Tweakによるステータス表示

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