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知らざれざるASUS製ビデオカードの作り込み具合を徹底調査! 第1回

ASUS製ビデオカードのクーリング性能に迫る【ハイエンド編】

2012年12月01日 11時00分更新

文● 藤田 忠

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ゲーマー推奨のハイエンド6モデルはコレ

 ここからは、リファレンスだが最強のゲーム環境を実現するデュアルGPUの「GeForce GTX 690」搭載ビデオカードとDirectCU IIクーラーを採用するこだわりのASUSハイエンドモデル5製品を紹介しよう。さらに定番ベンチマーク「3DMark11」と重量級fpsゲーム「バトルフィールド3」の数値も計測したので、購入時の参考にしてほしい。

テスト環境
CPU Intel「Core i5ー3570K」(3.4GHz)
マザーボード ASUSTeK「P8Z77-V DELUXE」(Intel Z77 Express)
メモリー DDR3-1600 8GB×2
HDD Seagate「ST2000DM001」(7200rpm、2TB)
電源ユニット オウルテック「SS-750KM」(750W、80PLUS GOLD)
OS Windows 8 Pro(64bit)
グラフィックドライバー GeForce 306.97 Driver

最強の1枚となるデュアルGPUモデル
GTX690-4GD5

製品情報:http://www.asus.co.jp/News/Q9pDDe9Ai6Q0Oo2I/
実売価格:11万円前後

「GeForce GTX 680」を2基搭載するデュアルGPU仕様のビデオカード。1基の拡張スロットでマルチGPUの「NVIDIA SLI」を構築できるのが魅力だ

スペック表
GPU NVIDIA GeForce GTX 690
ストリーミングプロセッサー数 1536基×2
コアクロック 915MHz
ブーストクロック 1019MHz
メモリー転送レート(相当) 6008MHz
ビデオメモリー GDDR5 2GB×2
メモリーバス幅 256bit×2
バスインターフェース PCI Express 3.0
補助電源 8ピン×2

3DMark11 (単位:score) better→

Battlefield 3 1920×1080ドット(単位:fps) better→

 デュアルGPUの「GeForce GTX 690」を搭載するモンスタービデオカード。クーラーや基板は完全にNVIDIAのリファレンスになるが、その性能と価格は最強だ。
 定格コアクロックは「GeForce GTX 680」より91MHzダウンする915MHzで、ブーストクロックは1019MHzになる。TDPは300Wで、推奨の要求電源容量は650W以上だ。
 3D性能は、さすがデュアルGPUといった値になっており、「バトルフィールド3」の最高画質設定では、最低fpsも60fpsを切ることがなかった。とにかくゲームを快適に遊ぶならコレでキマリだ。

つや消し加工されたアルミ製カバーとフィンが覗ける透明なプラスチック製の窓を備える。カバー部のほぼ中央には、約9cmのファンを1基装備している

補助電源は8ピン×2基が必要で、システム要求電源は650W以上になっている

2スロット占有で、出力インターフェースはDVI-I×1、DVI-D×2、mini DisplayPort×1となる

GPU Tweakによるステータス表示

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