ハイエンドモデル2製品を分解して徹底チェック
次は、最新ゲームはもちろん、来年登場予定の重量級ゲームも快適に遊べるハイエンドGPUの「GeForce GTX 680」と「GeForce GTX 670」に採用されている「DirectCU II」クーラーを見ていこう。
といっても、この2製品の違いは一目瞭然で、NVIDIAシングルGPUの最上位となる「GeForce GTX 680」を搭載する「GTX680ーDC2」シリーズは、圧倒的な迫力を醸し出す3スロット占有仕様になっている。
細かい違いはさておき、「GTX680ーDC2」シリーズが採用するDirectCU IIクーラーのインパクトは絶大。「最上位ビデオカード搭載!!」という優越感をくすぐること間違いなしだろう。
細かいところにも気配りされたDirectCU IIクーラー
というわけで、まずは「GTX680ーDC2」シリーズが採用する3スロット仕様のDirectCU IIクーラーを分解したのだが、その部品数は、食玩や雑誌おまけのプラモデル並みにある……。クーラーが組まれた状態や店頭ではわかりづらいが、ビデオカード裏面を保護し、基板の歪みも抑えるプレートやクーラーの重みをしっかり支える補助プレート。さらにファンのブレを抑えるアルミ製ファン固定部と、一般的なクーラーとは、ひと味違った構成になっている。
次は「GeForce GTX 670」を搭載する「GTX670-DC2」シリーズが搭載している2スロット仕様のDirectCU IIクーラーをバラしてみよう。
※:ビデオカードを分解するとメーカーの保証を受けられなくなります。分解することで発生する不都合について、編集部では一切責任を負いません。
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