12月22日、SAPジャパンはWindows 8対応のSAPモバイルアプリ6種類を年内に提供開始すると発表した。
現在、日本語化して提供しているSAPのモバイルアプリは33個ある。そのうち、研修、採用、営業などのエンタープライズ機能を中心としたWindows 8用ビジネスアプリ6種類を年内にWindows StoreおよびSAP Storeからダウンロードする形で提供開始する予定。
これらのモバイルアプリはすべて日本語に対応し、日本語ユーザーインターフェイスも備える。また、ズームやタイル、スナップモードなど、新しいWindowsのユーザーインターフェイス機能とタッチ機能が利用可能で、SAPデータを簡単に取り扱えるという。Windows 8用SAPモバイルアプリは、購入前にダウンロードして動作確認することも可能だ。
Windows 8に対応するアプリの1つ「SAP WorkDeck」は、さまざまな情報源やプロセスを文脈で統合し、役割ごとに一覧にまとめという個人主導型のアプリ。社員用には、申請を提出する、スケジュールを確認する、進捗をチェックするなどの機能を提供。また、マネージャ用であれば、どこにいても出張や休暇、購入などの申請に対応できる。
「SAP Manager Insight」は、社員プロフィールのアプリ。マネージャーは、多様性、人数、人材の分布状況、社員プロフィールなどの重要データにアクセスし、各社員の十分な情報に基づいた人事やプロジェクトチームなどを構成する際のコラボレーションを推進する人事を行なえるようになるという。
「SAP Learning Assistant」は、研修用アプリだ。オンライン研修がいつでもどこでもオンデマンドで利用でき、コンプライアンスや職務に関連して必要となる研修を便利に受講可能という。