今までありそうでなかった、ノスタルジックなケーブル&DIPスイッチ腕時計Switchは、本体カラーや液晶周囲のカラー、個性的なデザインのベルトのコンビネーションにより、全部で16種類のバリエーションが用意されている。筆者は間違ってもステンレスベルトのモデルは買わないが、それはそれで、少しドレッシーなのかもしれない。
筆者が気に入って速攻で購入し、勝手に命名した「これぞフラットケーブルモデル」は、 本体がステンレススチールで表面仕上げは「IP Black Brushed Finishing」、そしてベルトは「Green Webbing Strap」というモデルだ。
デジタル液晶式の表示パネル周囲は、ロジック基盤をイメージしたデザインになっており、腕時計の回路部分やバッテリーを収納するベゼル部分は、堅牢なクローム製だ。バッテリーはありきたりの「CR2032」ボタン電池を採用しているので、入手は極めて容易だ。
デジタル腕時計の操作は普通、複数個のボタンのクリックや組み合わせで行なうのがお約束だが、Switchは“使えるノスタルジー”が基本設計概念なので、それを5つのスライドスイッチを搭載したDIPスイッチで実現している。
DIPスイッチによる5つのスライドスイッチのオン/オフ切り替えで、12時間/24時間表示の切り替えや曜日の表示、月日の表示、現在時刻の棒グラフ表示、さらにバックライト照明のオン/オフを行なう。棒グラフの現在時刻表示は、時刻を読み取るのに多少の慣れが必要だが、それ以外の表示は一般的なデジタル腕時計とよく似たものだ。
今日の月日や曜日を知りたいだけなら、DIPスイッチを完全にオンの位置までスライドさせなくても、少し上に爪先でスライドするだけで一瞬表示してくれる。
このSwitchで唯一面倒な操作は、時刻の設定だろう。唯一腕時計らしいボタンが、腕時計本体の向かって右側面にある。時刻の設定では、このボタンをお約束の先の尖ったピンのようなモノで長押しする。その後に、5個のDIPスイッチを器用に駆使して、月日や時刻を調整する。クォーツ精度の腕時計なので、基本的にはバッテリー交換の時以外は、触れることもないので良しとしよう。
今回の衝動買い
アイテム:Switch
価格:直販サイトにて160ドル(約1万3120円、送料込み)で購入
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。
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